誰が記念式の表象物にあずかるべきですか | ヨハネのブログ

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聖書の真理に基づく黙想

「この杯は,わたしの血による新しい契約を表わしています。それはあなた方のために注ぎ出されることになっています」(ルカ 22:20)



来たる2012年4月5日(木)の日没後には全世界でイエス・キリストの死の記念式が行なわれます。西暦33年ニサン14日、イエスは主の晩さんとも呼ばれるこの式典を制定しました。記念式の表象物である、パン種の入っていないパンと赤ぶどう酒は、罪のないキリストの体とその流された血の象徴です。(マタイ26:26-28)


すべてのクリスチャンがこれらの表象物にあずかるわけではありません。2012年の年鑑によると、2011年に全世界で記念式に出席した人は、1900万人以上いましたが、その中で表象物にあずかった人は、11824人だったとのことです。表象物にあずかるのは、クリスチャンの中でも比較的小さなグループです。(ルカ12:32)


では、誰が記念式の表象物に正当にあずかることができるのですか。次の三つの点を考慮して、ご自分の立場を吟味されてください。


1)新しい契約に入っているクリスチャンは、記念式の表象物に正当にあずかることができます


新しい契約とは何ですか。それは、動物の血で発効したモーセの律法契約に取って代わったものです。(ヘブライ9:19,20)新しい契約はエホバ神と霊的なイスラエルの間で結ばれます。(エレミヤ 31:31,33。ガラテア 6:16)新しい契約の仲介者はイエスです。(へブライ9:15)新しい契約は、キリストの流された血によって発効します。(マタイ26:28)


新しい契約に入っているクリスチャンは、キリストの贖いの犠牲により、この地上で罪を許され、神の民となり神との親しい関係を享受するという特権を与えられます。(エレミヤ31:31,33,34)新しい契約に入っている人に与えられる希望は、天に復活して、霊者であるエホバ神に直接お会いするという希望です。(ヘブライ12:13。ヨハネ第一3:2)そういう自覚を持っている人は記念式の表象物にあずかることができます。


(2)記念式の表象物にあずかる人は、イエスが個人的に結ばれた王国のための契約に入っています


記念式の食事を制定された後、イエスは忠実な使徒たちに、「わたしは・・・あなた方と王国のための契約を結び(ます)」と言われました。(ルカ 22:29)神がダビデ王と結ばれた王国契約は、天の王国で永遠に支配するキリスト、すなわちイエスの到来を予告していました。(サムエル第二 7:16)イエスは、エホバ神と、神の王国に関して契約を結ばれました。(ルカ22:29)イエスは、ダビデの王権を受け継いで、神の王国で永遠に王として支配します。(ルカ1:32,33)


王国のための契約によって、14万4000人は、死んで復活した後、イエスと共同の王となる見込みを与えられます。(啓示14:1;20:6)地上のパラダイスでの生活はすばらしいものですが、彼らは地上のパラダイスでの永遠の命に魅力を感じません。(ルカ 23:43)その人は、神の王国で王として人類に奉仕するという将来の希望を持ちます。それらの人々は、そのために最後には地上での絆をすべて後にして、人間としての死を遂げなければならないことを自覚しています。イエスとの王国の契約に入っている人は主の晩さんの表象物に正当にあずかることができます。



(3)聖霊はそれらの人たち自身の霊と共に、その人たちが神の子供であることを証しします


使徒パウロはこう書いています。「霊そのものが、わたしたちの霊と共に、わたしたちが神の子供であることを証ししています。さて、子供であるならば、相続人でもあります。実に、神の相続人であり、キリストと共同の相続人なのです。」(ローマ 8:15-17)神の聖霊によって、それらのクリスチャンたちは自分たちがエホバ神と父親と子供のような親しい関係にあることを自覚します。


神の子供たちは、神が自分たちの益のためにすべてのみ業を協働させてくださっていることを自覚しています。(ローマ8:28)すなわち神がご自分の子供たちの益のために物事を動かしてくださっていることを感じます。


彼らは天的な命について聖書が述べていることがすべて自分に向けて言われていると感じます。彼らは、天のパラダイスでエホバ神とイエス・キリストと霊者として永遠に交わることができることを楽しみにしています。(啓示2:7。コリント第二12:4)また、神が自分たちが地上にいる間果たすように与えられている責務を果たしたいと考えます。(マタイ24:45-47)


以上のような自覚のある人がイエスの死の記念式の時、表象物にあずかります。他の人々は、それらの人々が、表象物にあずかるのを見守ることができます。


イエスは、羊とやぎのたとえ話の中で、それら「わたしの兄弟たち」が地上にいる間、忠誠をまっとうできるように支援を与えるかどうかが、地的な希望を持つ人たちの永遠の命を左右すると言われました。(マタイ25:31-46)それで、記念式の表象物にあずかるのを見守って天的な希望を持つ弟子が誰であるかを見分けることは必要なことです。


エホバ神とイエス・キリストに信仰を抱く人々は、天的な希望を持つ人であれ、地的な希望を持つ人であれ、キリストの死の記念式に出席することをお勧めしたいと思います。





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エホバの証人の集会の様子。これはふだんの集会だと思われますが、記念式も似た感じです。