結婚生活を幸福なものにする(2)-夫婦の愛と性 | ヨハネのブログ

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I am Japanese female Christian Masako
Katahira, age 66.

I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
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I explaine Bible
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先回、「結婚生活を幸福なものにする(1) -そのための鍵 」をアップしました。今回は、夫婦の愛と性についてとりあげたいと思います。


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最も身近な隣人に愛を示す



配偶者と永続的な絆を持つには,最も身近な隣人である夫または妻に対する愛を育まなければなりません。この愛は無私の愛でなければなりません。聖書がこの原則を勧めて述べている次の言葉に注目してください。「同じ愛を抱いて……魂において結び合わされ,一つの考えを思いに抱き,何事も闘争心や自己本位の気持ちからするのではなく,むしろ,他の人が自分より上であると考えてへりくだった思いを持ち,自分の益を図って自分の事だけに目を留めず,人の益を図って他の人の事にも目を留めなさい」―フィリピ 2:2‐4。


確かに,利己的な今の世の中で,何事も闘争心や自己本位の気持ちからしないようにするのは容易なことではありません。配偶者が愛を示すことに率先しない場合,無私の気持ちでいるのはさらに難しくなりますが,配偶者は自分より上であると考えてへりくだった思いを持つならば,配偶者の益を図ることは容易になります。


聖書はキリスト・イエスのうちにあった精神態度を抱くようにとわたしたちに訓戒しています。イエスは強力な霊者でしたが,「奴隷の形を取り」,人間になられました。それだけではなく,地上におられたとき,「自分を低くして,死……に至るまで従順になりました」。それによって,イエスを歓迎しなかった人々でさえ益を受けました。(フィリピ 2:5‐8)イエスはそのような態度を示すことによって,多くの反対者たちの心を勝ち取りました。イエスの追随者たちもイエスに倣うことによって,同じような成果を得ました。(使徒 6:7; 9:1,2,17,18)


あなたにも同様のことができます。配偶者を自分より上であるとみなし,配偶者の個人的な益を図ることによって,あなたも夫のあるいは妻の心を徐々に勝ち取ることができるのです。


配偶者を自分より上であるとみなすとはいっても,東洋でよく見られたように,夫の横暴にただ黙々と耐えることが妻に求められるわけではありません。夫も妻も,相手のために喜んで犠牲を払うことによって,相手が自分より上であるとみなさなければなりません。夫婦がこのようなへりくだった思いを持って問題を話し合い,互いに対する無私の関心を表わし,神の助言に従うなら,問題を解決する方向へと向かっていることになります。では,神の助言を幾つか考えてみましょう。



「結婚の床は汚れのないものとすべきです」


結婚という取り決めを創始されたエホバは,男性とその妻との正しい関係についての青写真を持っておられます。人が自分の妻を離婚することは,どんな根拠による場合でも許されるのかどうかと尋ねられた時,イエス・キリストは,「神がくびきで結ばれたものを,人が離してはなりません」と言われました。イエスはさらに次のように述べて,離婚をして再婚する正当な根拠が一つしかないことを示されました。「あなた方に言いますが,だれでも,淫行以外の理由で妻を離婚して別の女と結婚する者は,姦淫を犯すのです」。―マタイ 19:3‐9。


結婚関係外のセックスは,たとえ愛という名のもとに行なわれるとしても,どちらにとっても愛のある行為ではありません。近畿地方に住むある男性は数人の女性と浮気をしていました。妻は疑いを抱き,いらいらするようになりました。二人の結婚関係は危機に直面しました。そして,とうとう愛人の一人が自分の存在を奥さんに知らせると言って,結婚を迫りました。「こうした関係はだれをも幸福にしないと思いました」と,この人は過去を悔いながら話しました。この人は泥沼からはい上がりはしましたが,その時には関係していた人はみな傷ついていました。


この問題に関する聖書の規準は極めて明快です。「結婚はすべての人の間で誉れあるものとされるべきです。また結婚の床は汚れのないものとすべきです。神は淫行の者や姦淫を行なう者を裁かれるからです」。(ヘブライ 13:4)このおきてを守ることにより,性行為感染症,夫婦間の緊張,浮気を隠すことから生じるストレスなどを避けることができます。


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上記は、目ざめよ1993年7/8号「結婚生活―一層幸福なものにする」からの一部引用です。次回、「結婚生活を幸福なものにする(3)-性の問題と離婚」をアップしたいと思います。



ヘブライ13章・なぜエホバは婚外交渉を禁じられるのですか


コリント第一7章・独身と結婚についての聖書の助言









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