先ほどTVで倉敷中央病院の研修医のテストについて放映していた。
手術道具を使用して、小さなお寿司や鶴を折るものなど、かなりユニークなものがあった。
これって、理に叶っているなと思った。
技術の必要な職業には、手先の器用さやへこたれない集中力が必要だ。
製図の授業できちんとした図を書くのに、どのくらいの時間を有したのだろうか。
ペン先がとがっていること。
正確に長さを計ること。
そんな準備と共に、始点の位置やコンパスの使い方どこかがいい加減になると全てがくるうことを何度も思い知った。
慣れてくればじょじょにスピードが増すのだが、そこまで習熟するには意外と時間がかかるものだ。
化学の実験でもそうだった。
物質の量に間違えがあると、結果は散々になってしまう。
それだけでなく、最後に試験管やビーカーなどをきちんと洗えないとあとあとかなりこまったこととなる。
細かい違いが技術を使う職業ではかなりの違いを生む。
頭だけでなく、手先がきちんと使える力。
大丈夫、私はできると思える気持ち。
そして、へこたれず持続できる集中力。
そんなものが、幼児のうちに身につけられたらよいと日々思っている。