『2歳になったら、母子分離』という言葉を良く使ってしまうのだが、その理由は毎回書いているように、その頃子どもの自立心が芽生えるからだ。
自立心が芽生えているのに、親が全てやってあげることは、将来の指示待ちに繋がると思っている。
けれども、このことと、子どもに好き勝手にさせることは違うということを付け加えたい。
母子分離をした後は、いままでより丁寧に子どもを見ていくことが大切だ。
この頃の子ども達が自由きままに自分の考えているように生きたら、究極のわがままにそだってしまうかもしれない。それ以上に社会のルールを知らないことで、大人になっても普通に生活できないかもしれない。もっと怖いのは、車道に飛び出してひかれてしまうかもしれないということだ。
一番大切なのは、こどもを見守りながらそのこに合った方法でいきる術を伝授することだと思う。子ども達のものの考え方は今育まれている最中なのだから、今きちんと係わり合いを持たなければいけない。
突き放すのではない母子分離。
今の楽ではなく、将来子どもが幸せになるような育て方を考えなくてはならないと思う。