皆で楽しく洗濯物を6枚選んで、干しました。
洗濯ものを選んで、穴開けで穴を開け、紐を通して干すだけです。
作業は3歳になれば大丈夫。
実に簡単。
とはいえ、他にも多々の狙いがあります。
Sちゃんは、シャツだけ選んで全部の色のシャツが集まるようにしました。
Yちゃんは、シャツとズボンがペアになるようにして、3色集めました。
もう一度全部の数を数えてから今度はシャツとズボンを別々に数えました。
シャツはよかったのですが、ズボンのときにSちゃんがはっと気がつきました。
ズボンがないのです。
困ったなという顔を無視して、ないなら0まいねと言うと、ほっとした様子。
ない=0はなかなか難しい。
インドでこの0の概念が発見されなかったら、現在の数学はどうなっていただろうというほどすごい概念です。
Sちゃんがこのパターンを集めなければ、私が例を出してでも一言だけ言っておきたかった数です。
私が見せるより、それ以上のインパクトが残ったと思うので、しめしめです。
実際はYちゃんの集め方から、掛け算の概念に進むことができます。
ただ、これは3歳ではちょっと早い。
こういうパターンと何度も遭遇することで、本当にわからなくてはならない時期に思い出せたらいいと思っています。
これから、少しづつ心の中に刻まれるよう工夫をしていくつもりです。
因みに息子がこのことで口を開いたのは年中のときです。
区民会館の柵に1本に3羽ずつ鳥が彫刻してあるのを見て、柵が2つだと6だね、とポツンと一言。
その後は、畑の大根など数を数えるときに5本づつが5だから25本だねと、掛け算の考え方が気にいった様子。
教えなくてもよかったので、ラッキーでした。
是非、後で見直せるように工作帳は綴っておいてくださいね。
今わかるものと、あとでわかるものが混在しています。