去年の今日書いた自分の記事を読んで見て、
夫の奇行をまざまざと思い出し、笑ってしまいました。
リブログして見ます・・・
フランス人が何を考えているのかわからない、と
昨日書きましたが、これを読んでみると、
私の夫(英国人)も同じですな・・・笑
要するに、異国人は『未確認生物』ですな・・・
そんな生物たちと何とかやって行くのが国際結婚です。
日本人でも一緒にやって行くのはしんどいのに、
さらに余計な苦労が多いのが国際結婚。
よっぽどの物好きがすることですわ! 笑
さて、『フランスに住んで見て』の続きです。
②番の『フランス人は余計なお世話を焼かない』について。
私の住んでいたフランスの小さな村には、
パン屋が一件だけあって、村中の人がそこへ買いに行きます。
近所に住むかなり高齢のムッシュー(90歳くらい)も
毎日決まった時間に、きちんと背広を着て、帽子をかぶり、
パン屋さんへ向かいます。
でもこのムッシュー、かなり足がおぼつかない。
うちの家の前の細い道を 毎日毎日、通るのですが、
ここは、かなり歩道が狭いのに、交通量が多い。
しかも、歩道には、あちこちに段差があるからか、
ムッシューは歩道ではなく、車道を歩くのです。
で、当然、車道なので前から大型トラックなどが来ます。
するとムッシュー、ピタッと車道の真ん中に立ち止まり、
うおおおおおううう〜〜〜〜〜〜!
と トラックに向かって雄叫び!
トラックはびっくりして警告のライトをピカピカ。
でも、クラクションは絶対にならさない。
この辺は、歩行者を尊重するフランスの運転手。
気長に、じっとこの爺さんの行動を見守る。
当然トラックの後ろは、大渋滞!
でも、どの車もクラクションは鳴らさず、
辛抱強く、じっと待っている。
この辺もフランスの不思議の一つです。
でも百獣の王、ムッシューはビクとも動かない。
トラックの運ちゃんもじっと待っている・・・
ムッシューとトラックとのにらみ合いが5分ほど続き、
側を通るフランス人たちもじっと立ったまま見ている。
ついに、一人のマダムがそのムッシューに近寄って、
脇へ避けるため、手を貸そうとしたら、
『〜〜〜〜』
とムッシューがフランス語??で叫び、
マダムの手を振り払った。
きっとフランス人は、年寄り扱いされるのが大嫌い。
マダムの助け=ムッシューは年寄り=俺をばかにするな
そういう公式が予想されます。
そんなことのあった後
村のパン屋が長いバカンスに入った。
地元の人はこんな時、少し離れたスーパーまで行くが、
外国からの旅行者はそんなこと知らないから、
あてにしていたパン屋が閉まってるので困り顔。
でも、地元の人たちは、近くのスーパーにパンを売ってるよ、
とか、隣町に行けばパン屋があるよ、とか、
そういう助けは一切しませんでしたね・・・
余計なお世話は焼かない、それがフランス人。
自分のことは自分で解決する、そんな考え方のようで、
良かれと思って余計なお世話をすると、反対に嫌がられたりします。
でも、自分から質問をすると、
すごく親切に教えてくれますよ。
日本には、たった70歳くらいで、
私はもう歳やから、どうのこうのと
自分勝手に高齢者の枠にはまり込んでいる人もいる。
フランスではそんな弱音は聞いたことがありません。
まあ、日に何度も息子に電話ばっかりして、
息子に頼りきってる高齢母親もいることも確かですが、笑
それは、高齢だからというより子離れできてないからです。
さて、熊本県で、すんごい洪水被害が出ている日本。
コロナもあるし、洪水あるし、台風もくるし・・・
今のうちに、うまいもん食っとこ!
ほか弁の『鶏めし』
フランス人もびっくり、
うますぎるやん!
サリュ