前回好きなギタリストの一人としてこの人ジョージ・リンチのことを書きましたが、
実は彼よりも先にハマったのがこの人↓
ウォーレン・デ・マルティーニ!
LAメタルの象徴とも言えるバンド、RATTのリード・ギタリスト。
何が好きかって、もう見た目がカッコいいでしょ 当然女性ファンにもかなり人気がありました。
当時ロック雑誌等ではアイドル的な扱いをされていましたね。
この右手の指をパッと拡げ、かなりのストレッチ・フィンガリングでヘッドを立てた弾き方も最高にクール!
ルックスだけではなく、そのリフ・ワークやソロのフレージングも当時最先端のモノでした。
まぁ弾き方に関しては、特に初期は前述のジョージの影響が垣間見えますけどね。
しかしながらこの特徴的なスタイルも年齢を経る毎にレイドバックしていき、ブルーズへの傾倒等も
経たせいか、現在はかなりオーソドックスなスタイルに変わってしまっています
現在のプレイ・スタイル
そしてご多分に漏れず、派手なグラフィックのギター達。
本物のパイソン皮を貼ったギターが斬新でカッコ良かったー
おススメアルバムは84年発表のメジャー1st。
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情欲の炎/OUT OF THE CELLAR |
“ラットンロール”と呼ばれたミディアム・テンポ主体のキャッチーな楽曲達。
「YOU'RE IN TROUBLE」「ROUND AND ROUND」「THE MORNING AFTER」「I'M INSANE」等名曲多数。
正直プロダクションはそれほど好きではありませんが、煌びやかなイメージも相まって
かなり売れたんでしたよねこれ。
このプロモのウォーレンのようになりたくて一生懸命真似しましたっけ...
バンドでもコピーしたんですが、所詮チンケな僕には似合うはずもなく
この85年発表2ndもよく聴きました。「YOU7RE IN LOVE」「LAY IT DOWN」等これも名曲多し。
このプロモのウォーレンもカッコええ~
しかしその後は、LAメタルブームの終焉と歩調を合わすかのように活動も芳しくなくなっていき、
91年には一旦解散してしまう等、バンドは長い低迷期に入っていましたが、97年に再結成の後
2010年に発表された、前作から11年振りとなるこの7thは往年の雰囲気プンプンで
僕らのようなオールドファンも納得の正に復活作と言える出来!
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インフェステイション
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...ウォーレン、地味
現在もバンドは活動を続けているようですが、メンバー間のゴタゴタやら何やらで、なかなか順調とはいっていないご様子
ウォーレンに関しては以前のようなプレイは期待しないまでも、何とかあの頃の雰囲気漂う
ラットンロールをこれからも聴かせてもらいたいですね
やはり若い頃の方がフラッシーで良いね
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