RMTって消えるのかな・・・
Second Lifeの醍醐味の1つといえば、RMT。
現実の数十分の1の価値といえど、ちりも積もれば山となるわけで、魅力的であることには変わりません。
ただ、仮想通貨にも現実と同じ規制を課しましょうという動向は、日々大きくなっているわけで。
ロイター記事
『UK panel urges real-life treatment for virtual cash』
と、その原文。
『Government Should Extend Legislation into Virtual World, Says Fraud Watchdog』
Linden Lab社のRMTの扱いは、
・Linden$の記録の無保証 としながら、
・ユーザの呼び水 として、
・Linden$による囲い込み・縛り
ってことで、基本的には拡大路線のための一環であるわけで、
ある程度のシェアに達したら、RMTを続けるメリットがなくなるのではないかと
思った次第です。
実際、大きな取引や国内取引(日本人同士)となると、Paypalや国内銀行振り込みで
直接取引きされてますし。
今後の流れは以下の2つかなと。
1.Linden$のRMTの消滅
各国、仮想通貨に対して現実と同じ規制を課すこととなり、Linden Lab社は対応負荷に耐えれなくなる。
よってLinden$のRMTは消滅する。その代わりに、VisaやMasterそしてPaypalが現実の基軸通貨であるUSDでの
小口・大口のリアルタイム決済を代替する。
2.Linden$は仮想通貨として確立する
仮想通貨(Linden$やEntropia UniverseのPED)を扱う仮想銀行が登場し、
各国事情の法的な対応を可能としていく。要はUSDと等価のものとして扱う。
Linden Lab社は中央銀行的役割を担い、仮想銀行は各国特化型の取り扱いだったり、複数国扱いだったり。
※既にACSはこのような活動を始めている。
韓国は、既にRMTの道を塞いでしまいました。
他国は、考え中ってことのようです。
記事の議会が指摘しているように、よろしくないリスクは確かにあるわけでして、
有志ユーザの対応が早いか、事件が起きるのが先か、別れ道になりそうです。
さて、日本にいる自分たちは、何ができるんだろうか?