日本人ユーザの行方
さて例のITmediaの記事からの反響が続いている今日この頃。
IT media 「Second Life "不"人気、7つの理由」
僕が思うのは、
IT mediaの記者は、一般的なユーザ視点からの事実を書いています。
実際、僕がはじめてログインしたときの状況そのままです。
ユーザが増えないと、企業どころか、個人ショップオーナーに対してすら魅力がなくなってしまいます。
魅力的なコンテンツを作っている、既存プレイヤーも大事ですが、
もっと簡単にログインできるようになることも大事ですね。
さて、本題。
日本人ユーザ数ってほんとに少ないの?
Second Life公式ブログより「State of the Virtual World ? Key Metrics, January 2007」
※アーカイブの下のほうの記事
ちょい前の資料になりますが、この記事のExcelによると、アクティブユーザのうち日本人は2%未満らしいです。
先の資料から、登録ユーザは300万人とありますが、ユニークユーザは200万人だそうです。
なので、日本人総数4万人から、さばよみ係数かけて、数千人程度が実質的なユーザ数と思われます。
そんな少数派なのに、興味深いのがこれ↓。
「Secondlife.com users come from these countries」の部分。なんと日本からアクセスは10%あるじゃないですか!?
さてさて、この結果をどう見ますか?
ちなみに、secondlife.com のサイトはユーザ登録、公式フォーラム、売買記録、土地購入などがあります。
1.ここ1~2ヶ月で日本人ユーザが急速に増えている。(ユーザ登録)
2.既存の日本人ユーザは、海外のアクティブユーザに比べて5倍の活発度がある。
(フォーラム・売買記録の参照)
3.とりあえず日本でも注目度が上昇中。(サイト訪問のみ)
どういう因果なんでしょうねぇ。
何はともあれ、いろいろと騒がれつつも、着実に注目度が上がっているSecond Lifeがあって、
何よりでございます。