アニメも終盤にさしかかり、恐怖(?)体験をしました。


 愛知では、テレビ愛知において、月曜日に、

1:28 よみがえる空

1:58 タクティカルロア

2:28  舞乙女

3:58  灼眼のシャナ


 という編成で深夜ジャンクアニメが放送されているわけですが、そこでのこと。

 まず、よみがえる空、舞乙女において、能登が出ることは必至。レギュラーキャラクターであり、公式のページにものっているし、見ているだけでもわかるわけです。


 物語りも終盤に差し掛かってきて、ゲストキャラも増えます。そして、タクロア、シャナにもなんと、ある日能登が出てきたのです。つまり、能登は上記すべての作品に、出演したことになります。しかも、端役などではなくて、それぞれかなり終盤に重要なキャラクターとして出てきました。


 つまり、能登は、上記の番組すべてに出演し、かなり重要な役を担っているということです。


 ここで、僕はアレ??と思いました。というのも、ここまで連続して同じ声優さんの声を聞くことは今までなかったような気がしたからです。


 巷でいわれるように、あきらかに能登出すぎだよ能登ということが、はっきり実感できました。もちろん能登は他にも多数の作品に出演していて、おそらくアニメ好きなら知らない人はいない、という感じなのでしょう。


 私が能登を知ったのは、成恵の世界のときで、そのときの演技を見て(聞いて)いまいちだな、と思った僕に先見性などというものはないというわけですが、今の能登の出演の多さは、群を抜いている感じがします。


 そして、個人的には能登には、他の㌦とはかなり違うな、という印象があるのです。いや、もちろん、歌を出したり、ラジオにでたり、普通の㌦活動はしているわけですが、役を多くこなしすぎて、クセみたいのがつかめないな、という感じがします。


 声優とキャラを同化させる、ということを、よくキモオタ批判でいわれます。そんな強くなくても、僕もやはりキャラクターの印象と、声優の印象をかぶせてしまうことがあります。


 たとえば、他の今活躍中の㌦でいうと、

野川さくら 嫉妬深い、うるさめの役

田村ゆかり ガキで、純粋な役

といった印象が大体あるわけです。まぁこれは、数本のアニメによって作られた、偏った印象であることに間違いなく、演技の幅という点からするとアフォということになるわけですが。


 こういったイメージがあるため、㌦活動として、逆の性格をラジオなどで演出することで、一種「萌え~」という感じがでるのかもしれません。

 前出の結城奈緒は、明らかにSの役でありますが、声優の南里侑香さんは、ラジオの印象だと、物静かな感じがして、また彼女は現在某女子大の学生であるということもあり、そのギャップに図らずも僕はおk!と思ってしまったものです・・・。


 対して能登は、割とラジオは控えめで、アニメに多々出演している印象があり、同化させづらい。もちろん、仕事を選んでおられるようなえらそうな身分には誰もないと思うので、彼女の演技力が認められた自然の結果でしょうが、この現象は面白いと思っています。


 ある程度は事務所の方針によるんでしょうね。逆にラムズなんかは、アニメにあまり出ないで、ラジオとか歌ばっかりやっています。どっちが声優と呼べるかは明白ですが。


 でも、声優のカラーの出し方も重要で、僕は能登の売り出し方にも多少の疑問を感じるわけでもあります。なんでもでりゃいいってもんじゃないだろう、と。それだけ演技力があるんだよ、といわれればそれまでですが。キャラと同化させたいというキモオタ的嗜好が働いているのかもしれませんし。