うん、また「アキバ」なんだ。すまない。


 NHKでアキバ特集が放送されましたね。はいはいアキバアキバ、という雰囲気もまぁありますが、民放よりは落ち着いたつくりになっていたと思います。自分自身行った事がないのでえらそうなことが言えた立場ではないのですが、やはり萌えオタの割合が少ないような気がします。昨今の流行は明らかに萌えオタであり、その割合を増やさないと時事的にはならないのではないでしょうか。とはいえ、なかなかよかったです。


 まず、本題をおいておいて、「ひぐらしの鳴くころに」の製作者が出てきたところは衝撃でした。私はこの作品を良く知らないのですが、この作品は、


 家族制手工業


 で作っていたのです。それも、弟だけじゃなく、本当に親を動員して、家族総出で作っているようです。まぁこの道の方たちには周知の事実だったのかもしれませんが、私には驚きでしたよ。

 というのも、われわれの親の世代はこういった萌えオタ的文化に対する抵抗が一番強い世代であろうからです。こういう理解者が、親の世代に増えればもっと萌えオタに対する理解が深まるかもしれませんね。


 で本題の本原くんです。以前テレビチャンピオンにも出演した過去もありますし、やはり前項との関係もありますが、目立ちたがり、自己顕示欲は強いのだろうと思われます(m9はなしでおながいします)。またサークルの宣伝もかねることができ、一石二鳥でしょうね。


 印象に残ったシーンの抜粋


 本原くんが、ピエロの「ハルカ」という歌(神風怪盗ジャンヌ1期ED)をカラオケで歌い、「君に会えるまで~」という歌詞を歌って、リポーターが「君」とは?と聞く。(ここで2次元キャラをアゲるとでも思ったのでしょうか?)


 本「気になる人はいますよ。僕も現実に気になる人はいますよ。」

   「現実があって、その励みに二次元があるんです」

   「悩んでいる人を元気付けるような作品を作りたい」


 ありがとう。イイハナシダナー。


 二次元の存在価値は私の勝手な解釈ですが、一言で言うと、現実にない理想追求にあると思っています。極端な場合もありますが(二次元キャラに恋など)、そういう意味ではなくて、現実にありえない話やキャラクターで楽しむというところに面白さがあるわけです。それを励みにする、という意味で使っていたとすると、非常にバランスの取れた意見だと思います。


 ただ、はじめのほうの発言をみてみると、理想追及によって現実を見失った人間じゃないよ、いうのを強調したいだけにもみえますが・・・。


 まぁどちらにしろ、マスコミ対応は若いですがNo1だったと思います。逆に石崎あたりなんかは変にうらみを買って、オタキモイ方程式を確固にした者として批判対象になりえますが。