父のこと | 野にある花のように・・・

野にある花のように・・・

ちやほやと過保護にしなくても無理なく育つ自分好みの植物のこと、
老いる、ということを気ままに綴る

今日はいい夫婦の日だとか、

 

母を亡くして直ぐの頃は、

 

夢に出てきて

 

お父さんも早くおいで、

 

と言っていたそうだが、

 

施設に入ってからは、夢にも出てこない!と

 

不満げな父でした

 

それが、先週末、夕方会いに行くと

 

待っていたように、

 

お母さんがドアの前に来て立ち話をしていった、と

 

最後は誰が看てくれるかとか、家屋敷は?とか、、、

 

故郷のだれそれはどうしているか?とか

 

1時間近く、話し続けた

 

Y(長男)がちゃんとするから心配しなくていいよ、と

 

答えることしかできないでいたが

 

思っていたことを言ってしまうと

 

鯉の味噌汁が飲みたい!と

 

安心したように笑顔で言った

 

 

翌日、娘たちに話すと

 

娘婿さんが、隣の市の鯉の名所まで走り

 

夕食には、鯉のあらい、と、鯉こくを届けることができ、

 

ああ、満足しました!ありがとうございました、と喜んでくれました。

 

夏以来、食欲がなくなり、心臓も弱ってきているようなので、

 

ちょっと心配な父です

 

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