登場人物(詳細は前のブログにあります)
栗野 梓=㋨梓 栗野 澄=澄 栗山 梓=㋳梓 栗山 波=波 鹿頼 華麗=華麗
その他
女子A など
()の中は心の中の声
チュンチュン チュンチュン
ジリリリリリリリリリリィィィィィィィィィ
カチッ
???「はぁ~~朝か」
トントントントン・・・・・(階段下りる音)
???「おはよう、おかあ・・・・さ・・・ん・・・・・・」
???「姉貴、もう母さんはいないよ」
???「あっ、そうだ」
私は栗野 梓。今から丁度1か月前、お母さんは・・・病気で・・・亡くなってしまった。
今は弟の栗野 澄と暮らしている。
㋨梓「澄、そろそろ行くよ」
澄「うん」
~登校中~
女子A「あら?梓さん、またいらしたんですか?」
女子B「ここは女の子はお嬢様でわなきゃいけないんですよ?」
㋨梓「すっ、すみません・・・」
???「おいっ、お前ら何してる!」
女子A「梓様」
女子B「梓君」
㋳梓「女の子が女の子をからかうとわな、お前らにはガッカリだ」
女子A「すみませんでした。以後気を付けます」
女子B「私も、以後気を付けます」
㋳梓「よろしい」
女子A、B「ありがとうございます」
㋨梓「梓君、ありがとうございました」
㋳梓「いや、俺はいじめが嫌いだから」
㋨梓「本当にありがとうございました」
~教室~
???「梓様~」
㋳梓「なんだ!?」
???「私です私」
㋳梓「あぁ~、華麗か」
華麗「華麗かとはなんですか」
㋳梓「わりーわりー」
華麗「梓様だからお許ししますわ」
㋳梓「サンキュー」
㋨梓(梓君と華麗さん仲良しだな~私も梓君と仲良くなりたいな~)
華麗「梓さん、どうしてこっちを見ているんですか」
㋨梓「いや別に」
華麗「私と梓様の関係をうらやましいと思っているんですか」
㋨梓「少し・・・」
華麗「名前が1文字違うだけで調子に乗らないでくださいませ、私の梓様なんですから」
㋨梓「すみません」
㋳梓「そんな言い方はないだろ、そもそも俺はお前のものじゃない」
華麗「すみません、許してください」
㋳梓「俺じゃなくて、梓に謝れ」
華麗「ごめんなさい」
㋨梓「大丈夫です、気にしないでください」
華麗「それでは失礼します」
㋳梓「いや~それにしても偶然だな、名前が1文字違いで」
㋨梓「はい」
~下校中~
㋳梓「梓!」
㋨梓「はい」
㋳梓「一緒に帰らないか」
㋨梓「いいですよ」
………………
㋳梓「無言だな」
㋨梓「はい」
㋳梓「俺、決めた」
㋨梓「何をですか?」
㋳梓「梓に何かあったら、真っ先に俺が行く」
㋨梓「えっ」
㋳梓「だから、梓に何かあったら、真っ先に俺が行くって言ったの」
㋨梓「え~~~~~~~」
女子C「なんですって、華麗さんに報告よ」
この後どうなる!?