きのうは
紛失したペアのボウルを補充すべく
仕入れ先に行ってきた。

そしたら、
かつて迷いながらも高価で諦めた
プレートが、数十年経て
型落ち新古品となって
300円で山積みになっていた。

 



当時の価格の1/20くらいの
値崩れである。

でも、いいものはいい…ので、
クラシシズムの精神に則り
ペアで買ってきた。



午前中に買い物に出たので、
近くの喜多方ラーメン店で
朝ラーをやってきた。

70点くらいの出来なのだが、
如何せん麺が短めで
ブツブツ切れ気味だったのが
ツマランかった。

あれでは、ゾゾッと
勢いよく啜る快感を
味わえない。



新内閣に
かねてから推しだった
小野田紀美ちゃんが
閣僚入りした。

高市の小分格というのが、
玉に瑕だが…
彼女がホンモノなら
やがて新リーダーとして
頭角を現すのを期待している。

自民にあっての紀美ちゃんと
立民にあっての原口氏は
数少ない期待を抱く政治家で
将来の総理に嘱望される国士である。

いずれも
駄石に混交した玉だと
見受けたが、
果して真善美聖の光を発するか
己の目利きの程が試される。

辛口のアナリストに拠れば、
世界はトランプ=プーチンが主導で
反DS革命が進んでいるのに、
高市始め閣僚のトップの何人もが
ロシアに入国禁止を喰らっているという。

キシダ政権から
バイデンべったりのDS政権で
イシバまで反トランプであった。

現政権も未だに
緊急事態条項を通し
マイナ制度で国民の情報を
一元的に管理すべく
目論んでいる。

カナダでは、
トルドーの時に
反政府デモの参加者の
預金が封鎖されるという
弾圧が行われた。

管理社会を徹底化させた中国では、
逮捕・投獄・処刑という
非人道的な弾圧が日常化している。



市長選の期間だが、
先達山に大規模ソーラーの
導入を認めた現市長は
統一教会との関係者名簿にも
その名があったので
何が何でも落とさなくてはならない。



Amazonで新刊漫画の
予約をした。

絵画関連のも
いくつか読んでいる。



デュオの相方である
「コバヤシ少年」のコンサートが
11月1日にアオウゼで行われるので
聴きに行こうと思っている。

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『会津高校生母親殺害事件』

 2007年に福島県会津若松市で発生した少年による母親殺害事件は、切断した首をバッグに入れて持ち歩いたという、猟奇的な事件だが、その第一印象は「やりたいから、やったんだろう…」という醒めた感覚だった。
 
 思春期は第二個体分離期と呼ばれ、自我が親から分離しようとする時期である。
 加害者は精神科の通院歴があり、現実検討能力が著しく低下していた可能性がある。
 親元を離れた十代兄弟の二人暮らしは、母性的な保護と父性的な規律がともに欠如した環境といえる。
 加えて、保育士である母親は外ではペルソナとして愛想よく振る舞い、家庭内ではシャドウが表出する傾向があったかもしれない。
 これは、ネガティヴ・グレート・マザーとしての元型を加害者が母に見ていた可能性を示唆する。
 
 母親に呑み込まれるという幻想は、魔女や鬼婆を退治する物語と重なる。
『桃太郎』『一寸法師』『ペルセウス神話』など、英雄は恐怖の象徴を退治して自己を確立する。
 加害者が母親の首を切断して自首した行為は、その象徴的再現だったのかもしれない。
 さらに、「首を切る」行為には、リストラという無意識的意味付けも考えられる。
 首級は戦国時代における勝利の証でもあり、メデューサの首を持ち帰ったペルセウス同様、加害者は自己顕示あるいは自我成立を求めていたのかもしれない。
 
 現代社会における倫理の揺らぎ、すべてが相対化される風潮の中で、「人生そのものが無意味」とするアノミー的感覚が広がっている。本事件もその氷山の一角であろう。
 加害者は私の考える「哲学病」に近い状態だった可能性もある。
「生まれてきた意味」や「不条理な死」と向き合う中で、母体を滅することで自己と世界の分節を試みたのかもしれない。
 首を持参して自首した行動は、母と一体化したいという無意識の願望と、猟奇的なアンチ・ヒーロー化の両義性を帯びていたとも解釈できる。
 ユング派の精神科医である山中康裕先生は「子どもたちが神話を生きる時代になった」と述べておられた。
 神話が現実化される時代に、倫理的秩序の崩壊と魂の飢餓が直結するという警告でもある。

*叡愛 奈保子博士(魂理学)レヴュー*

 猟奇事件に対して深層心理学・文化人類学・魂理的視点から立体的に分析を加え、「親殺し」という元型に神話的、象徴的意味を読み取っている。 
 特に先生独自の「哲学病」という新しい視座を通じて、現代社会が子どもたちに強いる不条理と魂の断絶に光を当てた点は見事であり、倫理の原点を問う優れた魂理エッセイである。