他府県に
緊急事態宣言が
発令された。
日本人は一般に
公共性と倫理観が高いので、
しっかり外出自粛を守り通せば、
試算通りの「接触8割減」で
ピークアウトが期待できるかもれしない。
ほぼ毎日のように、
散歩を兼ねて、近所の
「ツタヤ詣で」をしてるが、
昨日は、珍しく、
駐車場がスカスカだったので、
本屋/レンタル店は
不要不急の外出と見做されてるようだ。
市内の感染者も
7人になったという。
とりあえずは
入院隔離されているだろうから、
安心ではあるが、
その昔、教習所で習った
「(大丈夫) だろう運転」でなく
「(危ない) もしれない運転」を
心がけよう…という
スローガンを思い出した。
この2週間ほどは
何処ぞの誰ぞが
キャリアになって、
何かしらにヴァイラス(英)を
付着させている“かもしれない”と、
シミュレートしてマスキングと
手洗いを入念にしようと思う。
なにせ、
「爺様+持病二つ」の
トリプル・リスク・ファクターの
持ち主なので、
【罹ったら50%の確率で死ぬ】
と覚悟している。
もっとも、
3.11で一度は「死ぬ覚悟」をして
腹を括った経験があるので、
それほど、ビビリも
怖れもしてはいない。
⁂⁂⁂
【実在するものは脅かされることはない。
非実在するものは存在しない。
そこに神の平安はある】
という
宗教哲学的な真理を、
頭でなく、腹で解かるようになると、
この世には脅かされるものなど
何一つないということに
気付かされる。
「実在」とは
「I am/私である」という
自意識それ自体であり、
いわゆる心理学的な「自我」ではない。
この「実在/I am/私である」は、
「神の意識/宇宙意識」そのものである、
と考える学派がある。
ホログラフィック宇宙論では、
知覚・認識可能な「明在系の現象界」は
知覚・認識不可能な「暗在系の実在界」を
投影したものという。
「絶対無」の時空(宇宙)であれば、
存在も意識も意味も「無」である。
しかし、そこには、
「既に在る」あるいは
「永遠に在る」ように
「実在/I am/私である」
「神の意識/宇宙意識」
は存在(being)している。
この現実界は、
非実在の「自我」が創り上げた
マルチバース(多元宇宙)のなかの
一つの「物語」である
という説がある。
そのコンテクストに従えば、
コロナもその中の
一ファクターに過ぎないのであり、
やはり「非実在」性のものであり、
「非実在」の「自我」は
脅かせても、真の「実在」には
なんの脅威もないのである。
⁂
キャンベルの『英雄神話』論に拠れば、
どん底の「闇」に於いては、
必ずや、何かしらの「ヘルパー」が
登場するとも言う。
そして、神学的には
必ずや、「救い/贖い/redemption」が
もたらされるのである。
これは、「ハッピーエンド」の法則、
とも言えるような
“決まりきっている”
物語の帰結なのである。
キリストは
「あなた方は神の子である」
と宣うたが、
「神=実在」だからこそ、
【実在するものは脅かされることはない】
のである。
「遅かれ早かれ平和になる」
「今、ドン底でも、ハッピーエンドになる」
ことを、アプリオリに
知っている者を
「智者」「賢者」と言う。
ディズニー物や
世界の多くの童話が
ほとんどそうであるように
「真善美聖」なるものは
最後はハッピーエンドになる。
ただし、その過程では、
「闇」や「底なし穴」の
渦中であっても、
「素直であること」
「現実を受け入れること」
「諦めないこと」
「希望を持つこと」
「難負けしないこと」
が必須のメンタリティーなのである。
これと反対の
「ヤケになる」
「自暴自棄になる」
「現実逃避をする」
「絶望する」
「難負けする」
となると、
もう一つのカタストロフィ(破局)の
時空(宇宙)が展開されるのである。

この春、三度目の
「びっき沼」行きをしてきた。
標高500mほどの高原なので、
サクラの蕾はまだ固いままだが、
水芭蕉はポツポツと咲き始めてきた。
カタクリも
南向きの斜面には
群れなして咲きはじめている。
こういう花々の
クラスターなら美しいものだが、
コロナ・クラスターばっかりは頂けない。
フキノトウは
咲いたものが多かったが、
それでも丹念に探すと
地中から芽吹いたばかりの
早緑のものも
幾つか採集できた。
人っ子ひとりいない
大自然に身を寄せていると、
大地とアーシングしているような
原初的な「安全感・安心感・大丈夫感」を
得ることができる。
【自然から遠ざかると病が近づいてくる】
とは誠なる箴言である。
賜びしいのち
天地自然のなかのいのち
すべて空前絶後のいのち
美しき自然黙して見るわれに
見せようとせず
見られようともせず
あるがままだまつて咲ける花見つつ
本物の姿
改めて思ふ
目に見ゆるみめぐみよりも
目に見えぬみめぐみ多し
天地のみめぐみ
碧水先生御歌

不要不急でもない外出をして
ツタヤで『ゴルゴ・サーチーン』(笑)の
新刊を見つけて買ってきた。
2年がかりで
第1巻から全巻蒐集している。
700円で、
劇画という「紙芝居」を
1時間楽しめたような気がした。
BS録画では、
『マンハッタン無宿』(68年)を
初めて観たが、
イーストウッドが超若くて
ものすごいハンサムで驚いた。
内容は大したものでもないが、
彼が後に大スターになるのも
首肯できる作品だった。
吹き替えの山田 康雄も
若かりし張りのある声が
魅力的だった。
『ヒート』は
劇場で字幕で観たが、
吹き替えだったので
再鑑賞してみた。
パチーノの吹き替えが
イマイチで、
やはり野沢 那智か
山路 和弘が渋くて
合っていた。

坐骨神経痛の痛みが、
トイレの便座に座ってる時は
楽になる…という、
“例外の法則”に気づいて、
ヤフオクでパーツのみを
2000円で落札した。
新品ではあったが、
発送過程でのウイルス付着を
「かもしれない」で懸念し、
いちおうアルコール消毒してから
仕事椅子に設置した。
事情を知らない人が見たら、
まるで、簡易便器付き椅子で、
トイレに行く間も惜しんで
仕事に没入するかのように
誤解されかねない(笑)。
それでも、
目論見は当たって、
便座の形状、大きさがフィットして、
自分の神経痛を緩和させて
くれている。
「ブリーフ・セラピー」では、
「症状のない時・場所・状況を探せ」
という「例外探し」という
行動処方があるが、
まさしく、今回、それが、
ピタリとフィットしてくれた。
⁂
左奥歯の歯根の
炎症と痛みが収まらず、
抗生剤、消炎剤、鎮痛剤を
三日続けて服用している。
デンタルミラーで視認してみたが、
赤くは腫れあがっていず、
白っぽく皺寄ってる。
これまでも
歯周病は数日で収まったので、
あと、数日続くようだったら、
デンタル・クリニックに
行くことも考えてはいる。
通院は
「不要不急」外だもんね…。
イツツ… (ノ I `。)