昨日は、
朝から突然に
クシャミを頻発し、
次いで、鼻水が止まらなくなった。

外にも出てないのに、
急にアレルギー性鼻炎のような
症状を発症して驚いたが、
皮膚科でもらってた抗アレルギー剤と
耳鼻科でもらってた点鼻剤で
なんとか事なきを得た。

毎日、きちんと
花粉症対策の「アレグラ」呑んでるのに
それでもアレルギー性鼻炎が起こることに
なんだか納得がいかなかった。

でも、
坐骨神経痛が和らいだかと思ったら
同じく左側のオシリに
粉瘤(アテローム)ではない
オデキができて腫れあがっている。

手術で除去した
左腰のアテローム跡にも
小さなオデキができてるので、
どーも、カラダの免疫力が
落ちてるのかもしれない。

こんなんで、
「コヴィット19」に罹ったら
重症化になるのかもしれない。




先日、K中のカウンセリングで
不登校の2年生男子に
「何かやってみたいことないの?」
って訊いてみたら、
「ピアノで『情熱大陸』弾いてみたい」
と言う。

言われても、
咄嗟にはメロディーが浮かばず、
「じゃあ、今度、音楽室で教えるから、
やってみれば!?」
と、安請け合いして、
帰宅してからYouTubeで
楽譜付きのシンセ演奏を聴いてみた。

そしたら、
けっこうムズくって、
自分でもやっとこさっとこなので、
ピアノに触ったことない素人には
とても無理だなぁ・・・と、思った。

なので、
イントロや間奏的サビはなくして、
メインテーマだけ
単音でやらせてみることにした。

それには、まず、
自分が弾けないことには、
教えることもできない。

これまで、
所謂、狭義の「音楽療法」とは違って、
ギターや合唱祭の指揮を通して
アートセラピーを採り入れてきた。

音楽の規律性と美しさ、
そして、それへの
アクティヴ・コミットメント
(主体的な関与)自体が、
心を癒し、症状を軽減させるのである。

こんな時、
“歌って踊れる”カウンセラーで
よかったと思う(笑)。

まだ、経験にはない
ピアノ・セラピーだが、
まずは、自分がしっかと
教材研究して、どう教えるか
考えてみたい。






パコの古い曲をやるのに、
73年のオールド・フラメンコギターを
メンテした。

高校合格祝いに
亡き父親が買ってくれた、
日本の手工ギターの嚆矢でもある
「中出阪蔵」のものである。

伝統的フラメンコギター様式の
木製ペグなので、
リュート等の古楽器同様に
コンポジションという
クレヨンのようなもので
滑り具合を調整するのである。

トップには
カットグラスが埋めてあり、
これが、ステージ・ライトを浴びると
チカチカと星状に輝いて、
まことに見栄えがいい。

音の高さを変える
移調器をカポタストと言い、
略して「カポ」と呼ぶ。

これは、イタリア語で
「capo」は「頭/先端」
「tasto」は「指板」のことである。

つまり、「ナット」の事を
意味してるのだろうと思う。

スペイン語では
「セヒージャ(Cejilla)」
と言うが、これも
「ナット」のことである。





近頃、何とはなしに、
突然に「多幸感」を感ずる瞬間があり、
アラ・・・どしたんだろう・・・と、
気持ちよくありながら、
不思議に思ったことがあった。

最近では、多幸感を意味する
「ユーフォリア(Euphoria)」という
アイドル・グループまであるらしい(笑)。

何事かを成し遂げた直後の
陶酔的、絶頂感的なEuphoriaは、
脳内でセロトニンが
大量放出されて起こる精神現象だが、
それほど激しくない
ホノボノとした幸せ気分は、
セロトニンがいい塩梅量に
放出されてるのかもしれない。

抗うつ剤のSSRIという
セロトニン調整剤を
20年も呑んでいるが、
今まで、突然にホノボノ幸せ気分になる、
なんて事はなかった。

双極性障害(躁うつ病)の
「躁期」にもEuphoriaは観られるが、
それには、気分高揚感や充実感、
全能感、多弁・過活動、攻撃性亢進、
などが随伴するので、
それとも違うようだ。

『天使のさえずり』という
ホラー小説では、
脳内に寄生した線虫により
心地よい音とEuphoriaに浸される
という描写があった。

ここまでの生涯を
常々振り返る作業をしているので、
いろんな事が成就してきて、
それに対する満足感が
ホノボノ系の至福感として
前触れもなく湧いたのか・・・。

果たして、
生物的原因なのか
心理的原因なのか、
しばし、経過観察が要りそうだ。

***

オフ日で
所在ない時には、
ヒッキーみたいに
YouTubeサーフィンをしている。

今朝方は、海外のプロによる
1時間ものヴァイオリン製作の
全過程を眺めていたが、
なかなかに見ごたえがあった。

原木を削り出していくうちに
木に秘められた美しさが
徐々に現れてくる場面は、
リューティエ(楽器製作者)として
心に感じるものがあった。

残念ながら、
リュート製作の工程は
世界の誰もが
アップしていない。

もし、自分が最初にアップしたら、
かなり、注目は浴びるだろうなぁ・・・とも、
ふと思い浮かんだ。

我が寝室のクロス柄は、
古楽器用材に合わせて
天上が「バーズアイ・メープル」で、
壁が「カーリー・メープル」である。

今は「別寝」になったが、
かつてカミさんが同衾(どうきん)
していた時は、
「キレイだねぇ・・・」
と感心していた。