きのうは
ガッコさ行ってきた。

・・・(笑)

なんだべ・・・。
脳内がフグスマ弁モードだべした。

こないだの、
『さんま御殿』の
東北人特集の影響だべか・・・。

Hey!Say!JUMP 八乙女 光の
『123456すづはづ』には
腹をかかえて爆笑した。

さんまが何度も
「ナナ(7)は?」

「すづッ!」

場内がヒックリ返って
笑い転げた。

「すづがづ、はずがつ…は、あったけの?」
にも爆笑した。

ジャニーズ・ルックスでの
見た目ギャップに
笑えたのかもしれないが、
当人は、やや天然のようらしい。

世界でいちばん短い会話である
「け」
「く」
も紹介されたが、
これは東北人以外には
理解不能だろう。

「け」→「くえ(喰え)」・・・どうぞ、おあがりください。
「く」→「くう(喰う)」・・・はい、いただきます。
という意味の
寒い東北ならではの
短縮語なのである。




運転席の頭上の
サンバイザーのバインダーには
いつも何かしらの「行程表」が
さながらフライト・プランのように
挟まれている。

備忘録のメモなのだが、
最近、アルツかなぁ・・・と、
本気で心配するような
失念事態が多く、
洗った茶碗を無意識に冷蔵庫にしまって
気づかなかった【事件】は
ショッキングで、引きずっている(笑)。

加齢と共に脳は萎縮してくるので、
早朝覚醒やら睡眠相が変調することは
識っていたが、プチ認知障害も
生ずる可能性もないではないなぁ・・・
とも思ってはいる。

もっとも、
季節の変わり目で
体調不良が長引いており、
「プチうつ」もあるのかもしれない。

「うつ」による
認知障害も起こりうる。

きのうも、
職場に持参する
飲み物類をスーパーの袋に入れて
洗面所に置いて、
洗面・歯磨きをしてたら、
すっかり忘れて出かけるところだった(笑)。

以前にもあったので、
(忘れんなよ!)
と、ちゃんと、置いた時に
自分に言い聞かせたのに・・・である。

脳科学的には
ワーキング・メモリ(作業記憶)が
劣化した時に生じる現象である。

これの維持訓練には、
二重課題遂行が有効という研究がある。

施設などでは、
「楽しく会話しながら読み書き計算をする」
というような
単純なプログラムがあり、
要求される2つの課題を
同時にこなすのである。

これは、
2つの課題への注意を
適切に配分しながらでないと
遂行できない。

通勤中の車内では、
朗読CDを聴きながら
ちゃんと理解して楽しみ、
計器類を読んで
セルフ・コールしながら運転操作し、
しかも、時折、風景写真をも
片手で撮ったりしてるから
【二重課題】は常々やってるのだが・・・。

ま、プチ認知でも、
「プチうつ」でも、
クヨクヨすんのが
いちばんツマランから、
「俺もこの頃、老人力がついてきたなぁ」
と、老化・劣化を楽しんだ方が
賢明で得策かもしれない。

固有名詞が思い出せない、
なんていう加齢特有の認知症状も
とっくに生じているので、
白髪・老眼・皮膚ジミなみの
老化・劣化は自然のことなのだと
アクセプタンス(受容)して、
それよりも積極的に
コミットメント(関与)する方が
人生“深生き”のモットーに適っている。

 我が老い憂ふより
  今ここの実相に開眼すべし
   我は真善美聖のなかに在り

              飄 水

・・・ってな、もんだぁ(笑)。

(((o( ˙-˙ *))o)))  




秋晴れに
白亜の校舎が映えて
眩しいほどだった。

前庭の花梨の実が
たわわに稔り
その豊穣感に癒された。

高台の校舎から
眼下を眺めると、
秋色に染まった山間の集落が
落ち着いた佇まいに見えた。

いい景色である。

全校生4人のうちの
一人のみのカウンセリングだったので、
空き時間には
新築の香りのする校内を探検し、
“映え”する構図を撮ってまわった。

原発事故の避難指示解除を受けて、
校舎を大規模改修し、
小中一貫校として再開し、
文科省のHPにも開校式に訪れた
大臣と共にアップされている。

「学校に戻ってよかったと思って頂けるよう、
国としても、最大限の支援を行って参ります」
との大臣の言ではあるが、
中3の三人が卒業すると、
中1の子が一人だけになってしまい、
「復興の灯」である
学校の存続も危ういのが
現状ではある。

「避難指示解除」地域の復興のため、
総額93億円をかけ
14の小中学校の校舎が
新設、改修されたが、
再開時の児童・生徒数は
以前の3.4%に留まっている。

避難先での生活が定着したり、
解除地域のインフラ不足や放射線量、
子どもの数が少ない状況が、
再開校への復帰を妨げているようだ。

国や自治体は、
手厚い財政支援や特例を認め、
地域復興のためにも
子どもや保護者を呼び戻そうと懸命だが、
現実はなかなか厳しいようだ。



そんなんで、
人けのない深閑とした
高台にある真新しい校舎内を
白衣姿でうろついてたら、
なんだか研究所にでも
いるような錯覚がする。

手洗い所の鏡を用いて
自撮りしてみた。

さながら、
教育臨床研究所の
カウンセラー/研究者のようである。




午後の空き時間には、
無人の体育館のグランドピアノで
ベートーヴェンの『悲愴』と
モーツァルトの『ソナタ』を
2時間近く練習した。

かつて、
欲しくて購入を迷った
ヤマハのC5で、
90年代には180万くらいだったが、
今は220万に値上がりしている。

音楽堂のスタインウェイの
フルコンサートには及ばないものの、
弦長が長いから音がよく伸びて、
黒鍵は天然木(染物)なので
ザラッとしたタッチが心地よい。

なにより、
無人の板張り体育館は
音楽堂なみに残響が2秒近くあり
これまたいい音場である。

やっぱし、
いい楽器で練習すると
気持ちがいい。

٩(^‿^)۶♪

キー・レスポンスがよくて
思ったように弾けるから
上達したような気になれるのだ。



チェロの弦が切れたので、
新品と交換して、
こっちも、たっぷし
1時間ほど練習した。

「歌って踊れるカウンセラー」
を標榜してるので、
ギター以外の練習や音楽の勉強も、
論文研究と同等に
資質向上のための研鑽には
大事なのである。



立派な図書館もあるが、
各階には図書コーナーもあり、
そこに寄贈した拙著が
紹介されていて嬉しく思った。

中高生のために書いた
『十代のあなたへ』
というのもあるので、
近々、造本して寄贈しようとも
考えている。



廊下の床の上で
外から迷い込んだカメムシが
瀕死の状態で
脚をピクつかせていたので、
しばしルーペで観察してから
窓の外の草むらに放してやった。

きっと、
天寿を全うする直前の
個体だったのだろう。

冷たく無機的な廊下の上よりも、
草むらのほうが
自然に帰れてよかっただろう。

ナムナム (-人-) コンダァ ニンゲンニ ウマレテコイヨ…