学校が夏休みに入っても、
梅雨が明けない・・・
というのは、
子ども時代には
あまり記憶がない。

毎朝、6時には、
眠い目をこすりながら、
宝林寺の境内でのラジオ体操に出向き、
首からさげた紙に近所のおじちゃんから
判子をペタリと押してもらっていた。

その後は、
二度寝もせずに
朝ご飯まで
何してたんだろう・・・(笑)。

7時頃には、
『おはよう子どもショー』
っていうのをやってたなぁ。

♪ローバくん、ローバくん♪
♪草の芽のび~て 葉がのびて~♪

・・・というフレーズを
今でも覚えている。

そうすると、
近所でいっせいに
蟬がミーンミンミンと
大合唱が始まる。

「涼しいうちに
『夏休みの友』やっちゃいなよ」
と言われたこともある。

テレビもマンガもあったが、
もっぱら、外に出て、
虫採りやら、川遊び、
缶蹴り、追っかけごっこ、
なぞで一日を楽しく遊んでいた。

最近は夏になっても
セミの鳴き声を
あまり聞かなくなった。

この夏も、
梅雨寒むのせいで
まったくセミの声を
聞いていない。





録画してあった
『万引き家族』を観てみた。

すぐに、
是枝監督の前作
『誰も知らない』に
似たテイストだと感じた。

あれもカンヌで
主役の子が最優秀主演男優賞を取って
「おれ、ブラピに勝っちゃった」
という名言をはいた。

その子(柳楽 優弥)は、
その後、連ドラの『まれ』で
成長した姿を見たが、
順調に役者人生を歩んでるようである。

『万引き』では、
安藤さくらの
全裸シーンが出てきて
ちょっと驚いた。

健全キャラの
連ドラ『まんぷく』を
ちょっとだけ見てたので、
病んだような存在感は
さすがに女優だなぁ・・・と、
感心もした。

『鎌倉物語』での
飄々とした死神役もよかった。

それと、
樹木希林がやはり
控えめな演技ながら存在感があり、
アンカー(錨)のように
作品全体を引き締めていた。

児童虐待やDV、貧困の現実を
正面から取り上げ、
「人間が生きる」ということにおいて
キレイ事だけではない、
という重層的、多義的な面を
多く語らずに心象風景として描いていたのは
秀逸に思えた。

日本の空想物語ではなく、
世界の現実として
有り得そうな噺なので
多くに受け入れられたのだろう。

被虐待児“リンちゃん”の
誰かを待つような遠い眼差しを
ラストシーンにしたのは効果的で、
「家族とは」「絆とは」
ということを
その姿から考えさせられるような
演出だった。





先日、アベマで優勝したばかりの
ソータが今日迎えるのは、
最大の強敵にして
超一流の豊島名人・二冠である。

竜王戦本戦なので、
この関門を抜けないと
挑戦権にまで辿り着けない。

そして、
次に控えているのは
渡辺三冠である。

なんだか、まるで、
マンガかRPGゲームの
冒険譚のようでもある。

ソータは、
名人には1勝3敗、
三冠には1勝0敗で、
一度は勝っているので、
決して歯が立たない相手ではない。

このふたりの関門を抜ければ、
本選決勝の三番勝負、
そして、竜王挑戦の七番勝負になり
ソータには有利である。

今日は、
持ち時間が各5時間なので、
10開始で、昼休・夕休を入れて、
おそらくは夜の10時過ぎに
決着がつくだろう。

対局開始20分前の現在、
ソータ/名人共に着座し、
互礼して駒を並べはじめた。

今日は、
ソーシャン(ファン)にとっても、
棋界の記録更新においても、
今季最大の大注目の
「大勝負」である。

今、振り駒で
「先手」を引いた。

まずは、ラッキーである。

ε=ヾ(*。>◇<)ノ ヨッシャー!!

「先手」で負けたのは5回だけで、
その勝率は8割9分という
驚異的なものである。

いよいよ、
対局開始5分前である。

もう、
ブログなぞ
書いてる場合じゃぁないよ~(笑)。




きのうは、
2年来、一度も洗ってない
ドロドロの抱き枕と
サブ枕の「ニャン吉」を
浴槽に洗剤を入れて、
足踏み洗濯をした。

わーッ!
対局がはじまった~ィ!!!!

ヽ(///>_<;///)ノ ドキドキ!!