きのうは午後から
声楽家の阿部さんと
二回目の合わせを
させて頂いた。

お盆に帰省された時には、
キー合わせとサワリだけだったので、
今回はプログラムに沿って
全曲通しでやった。

十数年前に二回ほど
ミニコンサートで
ご一緒させて頂いた以来だったが、
なんとなくすぐに息があって、
どの曲もいい感じであった。

自分の前奏、間奏部だけが
まだまだ仕上がっておらず、
これから弾き込んで
さらに思いを込めていきたい。

阿部さんの
ライア弾き歌いによる
『てぃんさぐぬ花』は
「うちなー口」(沖縄語)で
歌詞は聴き取れないが、
沖縄音階でいかにも
フォークロアな感じだった。

『えんどうの花』は
「やまと口」(本土言葉)で
ライアのもの哀しいような響きに
しみじみとした歌詞で
ジンとくるものだった。

ついでに、
『アヴェ・マリア』も
ライア伴奏で
原語と文語調歌詞で
歌って頂くことにした。

フォレスタの名演で聞いた
堀内敬三訳の歌詞が
格調高く敬虔な雰囲気なので
感動した。



アヴェマリア わが君
野の果てに嘆こう
乙女が祈りを
憐れと聞かせたまえ
御許に安らけく
憩わしめたまえ
悩めるこの心
アヴェ マリア


アヴェマリア わが君
巌(いわお)の臥所(ふしど)にも
君が恵みのもと
やすけき夢はあらん
君笑ませたまえば
花の香は絶えじ
たよるべなき乙女
君にねぎまつる
アヴェマリア

   
アヴェマリア わが君
まがつ日のおそれも
君が御光(みひかり)に
雲と散りて消えん
ひしがれし心を
君がいやしたまえ
限りなきしんもて
君にねぎまつる
アヴェ マリア



コンサートでは
教え子に
「阿部真理亜」という子がいた
というエピソードも
紹介しようかと思っている(笑)。





阿部さんからは
沖縄土産の
泡盛と「ちんすこう」を
頂戴した。

よく、
高校生たちの修学旅行で
「ちんすこう」と「紫芋タルト」を
お土産でもらったものである。

プリンタの寿命で
かすれ字になりかかっている
パンフを70部ほどお渡ししたら、
さっそくFBにアップして頂いた。

伺ったら、
音楽教室の広報活動として
いつもマメに更新されているとのことで、
「更新してください」と
しょっちゅうFBメッセージが来る
我がギター教室でも
ちっと見習わせて頂こうと反省した。

ことしは、
もちっと生徒さんが
きてほしーなー。

イラハイ~ヾ(´ω`=´ω`)ノ゛イラハイ~





室内栽培で
タネまきした
パクチーが芽を出した。

「栴檀(センダン)は双葉より芳し」で、
摘んでテイスティングしてみたら、
立派にパクチーの香りがした。

あたりまえだが、
ワケギの芽も
葱の味がした(笑)。

M先生んとこから
株分けして頂いた
書斎のパイナップルも
スクスク成長し、
この調子だと数年後には
結実しそーである。

そしたら、
M先生んちに次いで
フクシマで2番目の
パイナップルの
自家栽培「成功」になるかも。





ニューイヤー・コンサートでの
ハーピストの手と弦と
バックの花々が美しかったので、
静止画像を絵画処理してみた。

小澤征爾の2002年の頃は、
まだ若くて可憐で
美人だったハーピストも
17年を経て
すっかりオバサンになっていた。