きのうは日中
おだやかな天気で
花見日和だった。

まずは恒例の信夫山に
出かけてみたが、
あいにくと駐車場がいっぱいで
しかたなく城山へと踵を返した。



城山はまだ
五部咲きといった
処だった。

それゆえか
ワクワク感が湧かなかったが、
斜面沿いにフキノトウを
見つけた時には
テンションが一気に上がった(笑)。

なんだか、
連日のフキノトウ採集で
すっかり中毒になったみたいだ。

小粒で可憐な
オオイヌノフグリの合間に
ひっそりと黄緑の花が咲いている。

群生も見つけ、
蕾状のものをいくつか採取した。




寝室の枕元から
隣家の桜が満開なのが
眺められて、
寝ながらの花見を楽しんでいる。

今年は
ちっともサクラを見ても
心がウキウキとしないので
歳とったからかなぁ・・・と、
怪訝に思っている。

これまでは、
在原業平の
「世の中に たえて桜の なかりせば
 春の心は のどけからまし」
という歌の気持ちが
よく解ったのだが…。

そういえば、
クリスマスもいつの頃からか
ちっとも時めかなくなった。

それでも、
今年は野山で
フキノトウを見つけると
胸時めいたから
いいとすっか(笑)。

♪( ´θ`)ノ




玄関の室礼を
五月節句に向けて
改めた。

部屋の掃除をしていたら
見慣れない
ヘンテコな花瓶がでてきたので
さっそく取り入れて、
庭の連翹で剪定した
長い枝を斬新に活けてみた。

なんだか勅使河原流っぽく
バランスが悪くて、
掛け軸を横断するのは
トンデモナイが、
たまにも、こういう馬鹿げたのも、
ま、いっか・・・である。

ヽ(´Д`)ノ ハハハ

ボケとサクラも
「真行草」で
添えてみた。

短冊は
二十数年前に、
大学院の先輩だった
留学生の李さんを
お茶会に招いた時に
揮毫して頂いたものである。

さすがに
中国の人は
当たり前のように達筆で
すばらしい。