すこし間があいてしまいました
メイクアップアーティストの
山田奈生子です
9月というのにまだまだ暑さが厳しいですが、体調など崩されていないですか
今日は、先日知人の紹介で訪れました、銀座のギャラリーで開催された
【藤娘きぬたやの世界展】
のお話をお伝え出来ればと思います
きぬたやさんの振袖は、かの卓球の愛ちゃんの婚約会見で大変話題になり、みなさまの中にも覚えておられる方は多いのではないでしょうか
*画像はお借りしました。
きぬたやさんの絞り技術は、京絞りの伝統を受け継ぐたいへん古い歴史のもと、高度な技術と、絞りを小さく糸で縢るという気の遠くなるような繊細で膨大な作業を要し、美しい柄と色使いに特徴を持ちますが、完成に何と3年かかるそうです。
会場には素晴らしい作品が多数展示されていたのですが、ほとんどが撮影はNG
唯一許可されたこの振袖の作品には、絞りの技術がびっしり施されており、美しい芸術品を見ているようでした。
なんと、お値段はつけられないそうです。
絞りの着物は着物でありながら、絞りのデコボコで柄が浮き上がって見えます。
立体感があるのですね
着付けをなさる方はお分かりかと思いますが、絞りのデコボコ、厚みは、実は着付けがたいへん難しく、テクニックが要ります。
わたしもたまーに、現場で冷や汗をかくこともありますが
今回は、お写真は禁止されていましたが、黒白の絞りの逸品がありました。
黒字に白柄が浮き上がっており、今まで見た事がない世界観でした。
みなさまにお見せできなくて残念です
この度、きぬたやさんのメイン作家に就任されました安藤さんとパチリ
安藤さんはたいへんなアーティストでいらっしゃいますが、余計なものをすべて削ぎ落とした仙人のような佇まいでいらっしゃいました。
安藤さんがお召しの作務衣もきぬたやさんオリジナルの絞りのものです。
世界に残したい日本の逸品を支えるきぬたやさん
後継者の方々にも頑張って頂き度いですね
これからもぜひ応援したいです
きぬたやさんのHPは>【こちら】からどうぞ
忘れてたそうだ、ヘアメイク
メイクにも季節感があるのですよ
メイクで秋を演出して、ぜひ、旬を楽しんで下さいね
秋メイクのレッスンは>【こちら】からどうぞ