ダイアリー・オブ・ザ・デッド (2007)
原題：DIARY OF THE DEAD
時間：95分
製作国：アメリカ
ジャンル：ホラー
【監督】ジョージ・Ａ・ロメロ
【出演】ミシェル・モーガン / ジョシュ・クローズ / ショーン・ロバーツ / エイミー・ラロンド / ジョー・ディニコル / スコット・ウェントワース / フィリップ・リッチョ / クリス・ヴァイオレット / タチアナ・マズラニー / アラン・ヴァン・スプラング / ジョージ・Ａ・ロメロ / ウェス・クレイヴン / スティーヴン・キング / サイモン・ペッグ / ギレルモ・デル・トロ / クエンティン・タランティーノ
ゾンビが蔓延していく様を
学生たちがカメラに収めるってお話。
本作は、ロメロ監督のゾンビ映画って事で
期待して劇場に行かれた人
少なくなかったんじゃないでしょうか。
そして、劇場の帰り道、ゾンビのように
がっくりと肩を落とした人
少なくなかったんじゃないでしょうかｗ
本作は、ロメロ監督の意欲作。
最近 流行りのハンディカメラで撮った
全編ＰＯＶ映像のモキュメンタリー映画。
あらあら、なんか難しい言葉が
いっぱい出てきましたよ。わはは
これ、簡単に言うと「ブレアウィッチ」や
「パラノーマル・アクティビティ」みたいな
なんちゃってドキュメンタリーの事ですね。
要は、私の苦手なジャンルってことですｗ
ただ本作、映像を撮ってるのが、
映画監督志望の若者という設定なので
ＰＯＶにありがちな手ブレが少ない。
あと、しっかり編集もされてるし
音楽まで付けてあるので、ＰＯＶ方式の
映画の中では、ダントツに観やすい。
というか、普通に撮ってるのと大差ないｗ
(私はＰＯＶって事、忘れてた。あはは)
この辺り、もともとロメロ監督の作品は、
どこかドキュメンタリーチックでしたから
初期作品に近いテイストになってるかな。
いや、初期作品よりも映画的で
カッコ良いカットが多かったです。
もうＰＯＶとか どうでも良くなってるｗ
あと、今どきのゾンビ映画って、
仲間が噛まれた時の対処が、
昔と違いますよね。
最近は、仲間が噛まれると、
すぐ殺しちゃうんですｗ
早く殺さないと危ないからね。あはは
昔は、そこにドラマが生まれましたよね。
ただ本作も 最近の流れに則って殺しますｗ
最近の世知辛い世相が表われてるのかな。
あと本作、ゾンビの殺し方が
とてもユニークでしたね。
頭が徐々に溶けていくゾンビとか
最高すぎるｗ
あ、そうそう、大きな屋敷の所は、
監視カメラ映像の角度や音楽とかが
完全にゲーム版バイオハザードｗ
ちなみにゲーム版バイオハザード２
のＣＭは、ロメロが撮ってるんですよ。
当時、結構、話題になりましたね。
ブラッド・レンフロｗ
と、良い所を たくさん上げてから
ダメ出ししていくのは、気が重い。
ロメロ監督の顔が目に浮かんできて辛いｗ
あ、そうそう、ロメロ監督と言えば、
劇中、警察署長の役で登場します…
なんか余計、落としにくくなったぞｗ
本作、やはり若い子にはダメでしょうね。
今「ゾンビ」を見せても反応悪いでしょ。
スマホが当たり前の時代に 昔の携帯を
見せるようなものです。
何それ、弁当箱！？みたいな。わはは
本作も映像は新しいですけど、テイストは
「ソンビ」から何も変わってませんからね
今どきのＰＯＶ方式も効果薄だったし、
ただ最近の 走るゾンビじゃなきゃダメ
っていう風潮には、賛同しかねるんですよ。
ゾンビが歩いてるからダメって言うのはね。
劇中、“死人が走ったら
足が取れちゃうでしょうに！”
というセリフも出てきますがｗ
私は “歩くゾンビ” も “走るゾンビ” も
ＴＰＯ に応じて使い分けるのが
正しいと思うんですね。
その辺りは、私のブログの過去記事
にて詳しく書いてますので、ぜひ！
(自ブログの宣伝に余念がないｗ)
というわけで本作、気軽に
おすすめ！と言えないんですがｗ
チャレンジ精神、旺盛な方は、ぜひ！
あ、ちなみに私、
好きなゾンビ映画は？という問いに
ロメロの「ゾンビ」と即答する人は、
まず疑ってかかりますｗ
あ、その辺りの事は、私の過去記事
「ゾンビ」にて、詳しく書いて
／
しつこい！
＼
あ、ども、失礼しました。わはは