 | プライベート・ライアン (1998) 【監督】スティーヴン・スピルバーグ 【出演】トム・ハンクス / エドワード・バーンズ / バリー・ペッパー / アダム・ゴールドバーグ / ヴィン・ディーゼル / マット・デイモン / トム・サイズモア / ジョバンニ・リビージ / ジェレミー・デイビス |
ドイツによって、すっかり占領されちゃったヨーロッパ。
こりゃ、どげんかせんといかん！と考え出されたのが
史上最大の上陸作戦と呼ばれるノルマンディ上陸作戦。
で、このお話は、そんな最中に、
１人の兵士を救出するために奔走した兵士たちのお話です。
ある家で、４人兄弟のうち３人が立て続けに亡くなっちゃったんで、
一人だけでも無事に帰してやろうっていうお話なんですが、
これ、冒頭の戦闘シーンが、とてつもなく激しい。
あの生々しさと臨場感は、歴史に残るシーンですね。
ただ、そんな壮絶な戦闘シーンとは対照的に、
お話の方は、ちょっと弱い気がしますね。
人を殺すために行く戦場へ 人を助けに行くってトコロは
なかなかの美談だし、
1人を助けるために 何人死ぬんだってトコロは、
なかなか考えさせますが、
冒頭の映像ほど、ガツンと来なかったですね。
私的には、この後に作られた、
スピルバーグとトム・ハンクス制作の
『バンド・オブ・ブラザーズ』の方が心に響きましたねぇ。
雰囲気やクオリティも、しっかりと受け継がれてますから、
ＴＶドラマとは思えないほど、リアルで生々しい。
で、さらに、同じコンビで太平洋戦線を描いた『ザ・パシフィック』。
こちらは、まだ未見ですが、ぜひ観てみたい。
＜バンド・オブ・ブラザース＞
＜ザ・パシフィック＞