ハット気づけば…なんと,2ヶ月ぶりに絵での紹介ですね・・・(笑)
今回は,敬老の日・・・に,ちなみまして(笑).
”スキャットマン・ジョン”です.
何を歌っていると思います?
’10・9・20UP-Answer.
『スキャットマンズ・ワールド』 1995
なんかモヤモヤしたり,気分を変えたいって思う時.
とにかく,早く何とかしたくて・・・聴きたくなる,そんな救急箱代わり.
自分は,「さぁ!,『’スカッと’・ワールド』,プレイ!!!」と言いながら・・・(笑)
↓「スキャットマン」 ・・・今回のモデル曲です.
HDVer.http://www.youtube.com/watch?v=Geiq0FP13uQ&feature=related
TV-Ver. http://www.youtube.com/watch?v=tIMWudFLsaY&feature=related
↓こちら,日本語説明&コメント沢山です.
http://www.youtube.com/watch?v=m3n7oauTi8U&feature=related
↓「ス・ス・ス・スーパー・キレイ」・・・日本語の”キレイ”です
http://www.youtube.com/watch?v=gpQ7mDqxdjU&feature=related
↓「スキャットマン・ワールド」・・・アルバムタイトルの,この曲.
http://www.youtube.com/watch?v=qPhj5xXoGh0&feature=related
そして・・・シメにて,いつもこの曲を.
↓「オンリー・ユー」,スカッと,そして背中を押してくれた気に…(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=1p2qxo6Id5E
こんなノリのいい曲を歌ってる,リズミカルなおじさん.
彼は,吃音症(きつおん症)・・・いわゆる,どもりの障害者で,
うまく言葉が話せないので,つねに言葉以外のコミュニケーションを
とるための努力が必要だったそうだ.
14歳で,ジャズにのめりこみ,ピアノに出会い・・・,
そこから,彼の人生は変化を遂げる.
ピアノを,コミュニケーションの手段として,
南カリフォルニア周辺のジャズクラブで,ピアニストとして活動.
本人がインタビューにて,こう言ってる.
「 あの頃はほとんど誰とも話せなかったんだ.
そんな僕に,コミュニケーションの手段をくれたのがピアノだった.
それで,ジャズ・バンドでピアノを弾いていたんだ.
話すことは怖かったので,ピアノの後ろに隠れるように演奏をして,
口を開くのを恥ずかしがる・・・内気だった.」
…なんと,あの笑顔とは全く逆!!.
しかし,その後,・・・この悩みの種だった吃音(きつおん)が,
曲を盛り上げるスパイスへ変わることに気付き,1984年から歌うように.
スキャット曲で拍手喝采.・・・このお蔭で大ヒット.
だが,不況のため…1990年にアメリカからドイツに渡る.
そして,スキャット曲がエージェントに渡る.
ここで”スキャットラップ”を提案され,…あのデビュー曲が完成.
そう,みんなのご存知,スキャット・ラップで大ブレイクする.
この曲,『テクノスキャット』 という,ジャンルらしい.(今は彼のみだが)
彼の歌は,特に日本で大ヒットしたそうで,よく来日したらしい.
そして,当時は日本のCMにも,引っ張りだこ.
↓プッチンプリンのCM♪♪♪.
Ver1 http://www.youtube.com/watch?v=lH_YdBxhol0&feature=related
Ver2 http://www.youtube.com/watch?v=RI7ks1_bvxc&feature=related
↓また,当時を知らない人も,この人のモノマネ・・・
本人ご来店!!のVer1 http://www.youtube.com/watch?v=L7H5oD_8h7s
Ver2 http://www.youtube.com/watch?v=Nc-XFB7_E_Y&feature=related
Ver3-1 http://www.youtube.com/watch?v=6elpgUJBHm8
3-2 http://www.youtube.com/watch?v=ipYOFJ8RGAQ&feature=related
で,知った・・・というケースも多い.
↓さらに,ウルトラマンが!!!,
http://www.youtube.com/watch?v=gEBu4i8U6fI
そして加藤茶も(見つからなかった…),「加トちゃんのスキャットマン」
と・・・,共に同曲のパロディーを歌っている.
また音楽活動以外で,吃音(きつおん)者団体との交流や,活動もして,
支援のための 『スキャットマン基金』 を設立.
1996年,吃音者への,彼の功績をたたえて 『アニー・グレン賞』を受賞.
さらに同年,日本で授与された 『日本ゴールドディスク大賞』 の賞金を,
日本の吃音者団体・・・『全国言友会連絡協議会』 へ寄付されたそうだ.
自分も含め,一番売れた日本の人達はこの事を知らない人が多い.
さらに,モデル曲は,”吃音(きつおん)の問題” を歌っていていた….
「吃音に悩む子供達が逆境を乗り越えるため、元気を与えよう」と.
追記:↓こちら,和訳つきを発見. 結構考えちゃう内容.でもカッコイイ!
http://www.youtube.com/watch?v=PezMz7fS1oE
自分も今回調べたことで,これを知って,非常に驚いた.
・・・なんてスゴイおっちゃんなんだろうか・・・.
自分はノリのよい曲に浸っていただけで,申し訳ない気分に…(汗)
もし,彼に障害がなかったら,おっちゃんの世界ヒットは…なかった???
…とにかく,彼だけのジャンル,”テクノスキャット”は無かったはず.
そう思うと...自分のどの部分が宝の原石なのか,分からないものだ.
そんな彼は…1999年12月3日,自宅で肺がんのため,57歳で旅立った.
自分は,かなり老けてると見てたので…57歳ときいて,すごく驚いた.
そんなに若かったんだ,そんなに早くになくなったんだ・・・と.
彼が旅立ってからの後にも・・・みんなが喜んでこの曲を聴いてる.
↓2009年に”Mark Oh”が,この曲をリミックス.
http://www.youtube.com/watch?v=SpbF27Znn5Q
LongVer. http://www.youtube.com/watch?v=K1hxt_q_NyA&feature=related
↑曲の最後に,「In Loving Memory of Scatman John・・・
…(私の記憶の中にスキャットマン・ジョンは生き続ける)」とテロップが.
また,日本でも”ラマーズP” 作のリミックスが,2010年4月に発売.
↓「スキャットマン(ぴーぱっぱぱらっぽっぴっぽー)」
http://www.youtube.com/watch?v=sobEpqPOYNM
・・・いかに原曲がすばらしいのかを,再認識するばかり.
自分の原石ってなんだろう???…と思っちゃう.…そんな人なのです.
