「宇宙戦艦ティラミス」

第2話の感想です。

 

※ネタバレします。

 

 

◎「宇宙戦艦ティラミス」

 

 

☆第2話の感想です。

 

前半は、

 

宇宙歴0156年。

地球連邦とグランマースの戦争は

終結の兆しを見せず、

激化の一途を辿っていた。

厳しい戦場で、

日々戦いに身を投じる兵士たち。

その一人、地球連邦に所属する、

人型兵器「デュランダル」搭乗の

エースパイロット、スバル・イチノセは、

宇宙チワワが飼いたくて、

ティラミス艦長と揉めていた。

 

まあ、要するに、

 

スバル「犬を拾った!かわいい!

     飼っていいでしょ!?」

艦長「駄目!世話が大変でしょ!

   元の場所に捨ててきなさい!!!」

 

・・・という話。

 

 

艦長が「軍法会議もの」とか言ってたから

何かと思ったら、ペット問題だった(笑)

 

いや、大事ですよ。

ペットはちゃんとお世話出来ないとね。

 

しかし。

艦長が言うには、

宇宙チワワは飼うには少し厳しい品種らしく、

「有酸素下に連れ出すと、

信じられない速度で成長する」

らしいです。

 

・・・成長しないチワワだったら

飼う許可が出たのだろうか・・・??

 

というか、有酸素下に連れ出すと・・・って、

普段は無酸素状態のところで生きてるチワワなの!?

やべーチワワじゃないの・・・。

 

しかし。

やばかろうが、やばくなかろうが、

チワワはつぶらな瞳で可愛らしい。

 

スバル「コックピットで飼おう!」

 

あー・・・。

あー・・・うん、あるよねー・・・。

幼い日の思い出というか・・・

まあ、スバルは19歳らしいですけどね。

ノリはいつも小学生だよね!(笑)

 

が、やはり宇宙チワワはやばくて、

この後スバルは後悔することになるんですが・・・。

 

宇宙チワワの声が・・・。

声の変化が・・・。

聞くたびに笑えて仕方なかった。

 

「きゅーん、きゅーん(高音)」

「わん!(低音)」

「う゛ぇう゛ぇ!う゛ぁう゛あ!」

 

最後のはもはや怪獣じゃないか!

なんかもう笑えて仕方なかった。

 

そんなわけで。

スバルは生き物を飼うことの大変さを

知ったのだった。

 

 

 

後半は、

 

お母さん!

部屋の掃除はしなくていいって言ったじゃん!!

 

という話。

 

 

やたら下ネタ全開で絡んでくる

おっさんノリのヴォルガーさんといい、

関西弁でざっくばらんというか、

ぐいぐい来るシゲルコさんといい、

ティラミスの乗組員は、

面倒だけど人間味と人情味に溢れてそうな、

人柄自体は良さそうな人が多いですね。

面倒だけど。

あと、下ネタは嫌いです。

人は好さそうだけど。

下ネタは嫌いです。

 

しかし、

 

シゲコ「遠距離精密射撃に特化しとるからねえ。

     先に座標固定せなあかんのよ」

    「見とったるからもういっぺんやってみい」 

    「心配せんでもええて。

     光量子ビームはまだでんからあ」

 

この凄い日常感。

かっちりぎっちり来るより、

この方が逆に緊張しなくて上手くいくかも・・・。

 

が。

そこはスバル。

ぐいぐいくるシゲコさんとの距離感が掴めず、

常に引き気味。

 

なんだかんだで

レクチャーを抜け出すが・・・・・・

 

大事な作戦の最中に

 

「うわー!!

お母さんが部屋の掃除をしたー!!」

 

な目に遭うことに・・・・・・。

 

ああ、かわいそうなスバル。

大事な作戦を失敗するなんて・・・ではなく、

大事なアレコレも綺麗に整頓されてしまうなんて!!

 

そんな笑いつつも涙を堪えきれない話でした。

 

 

というか。

シゲコさんはどこからあんなに大量の物を

持ってきたんだろう・・・。

凄い愛情だね・・・。

お母さんだね・・・。