新しい環境に進むとき、配慮は必要。

幼稚園、小学校、中学校、高校それぞれ年齢が違うから本人の体力や当たるものの種類、

周りの理解力も違うし、活動内容も自己解決しないといけない割合も違う。


幼稚園→卵、乳、薬品、洗剤など

弁当持たせる事が大前提として、洗剤などに反応するため専用のせっけんや手洗い用液体せっけんを置かせて貰い、おやつも持参したものを食べさせて貰えるようお願い。受け入れてくれる所を探す。

まだ、子供たちはあまり他の子供に興味を持つ時期でないから先生方が受け入れてくれるかが大事。


小学校→卵、乳、薬品

市をまたいでの進学のため、まずは市役所へ相談に行く。就学時検診のおたよりが来たタイミングで。

こうすることで、就学時検診の時に保健の先生あたりから声がかかり相談ができる。

小学校は、長い。子供たちは他人との違いに興味を持ち始める時期。

きちんと、子供たちや先生方に理解してもらえるように説明してもらう。

給食は食べられないし、給食当番や牛乳パック洗浄は出来ない。理由を皆に言って聞かせてもらう。

絵本を使い、話して貰ったせいか、1クラスしか無かったのが良かったかそういうものだと受け入れて貰い問題は起きなかった。

特別活動の前に、打ち合わせをかならずしてもらえるようにお願いした。

立山登山も食糧持参でやり遂げました。

宿泊は、アレルギー対応メニューを作って頂き普通に参加。


中学校→卵、乳、薬品

小学校から引き継ぎがあるため、それほど詳しい説明は不要でした。

薬の管理、活動の前に別に準備が必要なものがあれば知らせて貰う程度。

調理実習は、先生とマンツーマンでハンバーグも皆とちがうアレルギー対応レシピで教えて頂きました。

コロナウイルスのまん延で、宿泊も修学旅行も行けなかったからあまり影響は無かったです。


高校→卵、乳、薬品

エピペン持っているため、その管理について打ち合わせ。入学式の時に声かけて頂き、打ち合わせ完了。中学からの調査書があるため、話は早かったです。

元々、全員弁当持参推奨の学校に進学したので

※給食、学食はありません。

あれば、調理実習、宿泊くらいかなと思います。

コロナのせいで一人一人黙って食べるシステムだから心配するとこがないように思いました。


2歳から食品表示の見方、食べてはいけないものの

表記を教えて、判断させる訓練を積んだ甲斐があり

それでも、何度も失敗して病院送りになった経験をして、自分で気をつけて生活する能力を培ったと思います。死なないように気をつけて頑張る。周りの人に、過度の期待をする事なく、でも、協力してもらえるようにお願いをし続ける。

これが、大切な事です。

最後、自分の身体と心は自分で守る。