盛り上がらないけど、クリスマス | " 木の住まい " に出会って、杉の家

盛り上がらないけど、クリスマス

「全然クリスマスっていう気がしないね。」
と、息子。それでもケーキだけは作って食べる。
24日は間に合わず、25日。夫は夜勤で出かけた後。
こどもたちも飽きてきたのか面倒くさがったので、今年は私がテキトーに飾り付けた。
銀の粒だけは息子が散らすというのでやらせたら、ちょっとかけ過ぎ。

" 木の住まい " に出会って、杉の家-091225-1  ありあわせのものでかなり手抜き


アメリカに越してったmachaが、2m近いクリスマスツリーの引き取り手を探していた時
(アメリカでは生の木を使うから、もう、必要ないのだそう。)、
80cmのクリスマスツリーすら出し忘れる我が家にはふさわしくないからと断った。
クリスマスの1週間前にskypeでmacha家の大きなツリーと室内の装飾を見せてもらって、
ほんのちょっぴりその気になったけれど、今年はツリーはおろか、
アドベントカレンダーのことすらすっかり忘れていたくらいだから、ケーキだけで終わってしまった。

イヴの夜にツリーも飾らずにサンタさんにお願いするのも気がひけるが、
サンタさんの真似をして実家からのプレゼントを枕元に置いたあと、
こどもたちがまた一年しっかり育つ心をください、とお願いをして就寝。

この実家からのプレゼントなのだが、
実家へのクリスマスプレゼントリクエストにゲームソフトは禁止してあるからダメ、
雑貨なんかは自分が気に入ったデザインを選びたいし、
そうするととりたてて欲しい物などなく、
「何もいらないし、プレゼントだから何でもいいよ」な彼らなのだが、
何が欲しいのか催促し続ける実家に気を遣って散々悩んでリクエストしたのが、

娘  明治の板チョコたくさん。10枚くらい。
息子 カルビーのポテトチップスバーベQ味のパーティサイズをたくさん。

実家の方は拍子抜け。「そんなんでいいの?」

娘には、いっぱいある買いたい本をお願いすればいいのに、と言ったら、
カバーに爪痕がついたと騒ぐほど自分のお気に入りの本の扱いが神経質な娘、
いつぞや買ってもらった本が少しヤケていて打ちひしがれていた事があるのだが、
そういうのを避けて自分が買わないと同じ思いをするのはもう嫌だから、
「本は自分で手に取って、選んで買いたい。」と。
だからといって図書券をリクエストするのはこれまた娘の意にそわないらしい。

息子の方は、「だって、本はお正月に行ったときに買ってもらえるでしょ?」とこれまた計算済み。
(いや、ポテチだって買ってもらえると思うぞ?)

しかし、たかが板チョコとポテチ、
考えぬいてこれを自分用のプレゼントとしてリクエストする彼らには重大な意味がある。

誰にも分けずに自分ひとりで食べられる。←かなり重要らしい

いつものように分け合ったりしなくても、おなかがこわれるくらいに食べ過ぎても、
誰にも文句を言われたりしないのだ。

メーカーまで指定して「板チョコ」を依頼しているのに、金額の低さに、
「じゃあ、お菓子の詰め合わせにしようか?」
と返信してくるような姉には、再度「『板チョコ』願い」を出さねばならず手間取った。

息子のポテチのほうは、嵩張って送料ばかりが増えてしまうからと、
「息子専用のフライパンが欲しいってこのごろ言ってるけどね。」
という私からの情報にて、数袋のポテチとフライパンが送られてきた。

そんなこんなのクリスマス。