●映画『友罪』。
ずっしりくる映画でした。
犯罪を犯した者、その家族、被害者家族、友を死なせた者、悪質な男につきまとわれる女…。
綺麗事でなく、きちんと割り切れず、気持ちに端数が出るのですが(編集も、気持ちの切り替わりの途中でブツッと切ったりする)、その端数の蓄積が計算がきいてて映画的。
瑛太って抜群に巧いですね。
『西郷どん』『篤姫』など、まっすぐ前向きな好青年役も、目に強い光を宿していいですが、
深い闇を抱えてたり、気持ちが死んでたりする演技も秀逸な人。
今回も、たまに見せる嬉しそうな顔のぎこちなさが忘れられないです。
『ドラゴンボール』カラオケ時の表情とか。
ごめん→ありがとうに至るラストの流れも、切ない。

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