映画『コドモ警察』 だから子供に頼らないほうが | 檜木田正史のブログ(ツイッターより)

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ツイッターを2012年6月21日に始めました。
@hinokida_m

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●映画『コドモ警察』。
テレビのほうは未見です。

子供ばかりで、『太陽にほえろ』ばりの刑事ドラマを!
って、アイデアは秀逸。すっごくおもしろそう。
実際、始まってしばらくは、笑ってました。

でも・・・10分で飽きた。
だって、ずっとおんなじなんだもん。
アイデア倒れ。


子供たちは(例外もいたけど)学芸会のような芝居なので、それが延々と続くと、辛い辛い。
だったら、あまり子供の演技力に頼らない作り方すればいいのに、
刑事部屋で彼らが会話する場面が大半とは。

そこ工夫しましょうよ。せめて映画版では。
芸達者なゲストを多く出すとか、他のエピソードに軸を移して子供を(いい意味の)アクセントにしてしまうとか。
そうやって、あまり演技を見せないほうが、結果的に子供らの良さを見せることになったでしょうに。
ああ、ザンネン。

あの、ゆるーい会話だって、悪くはないんですよ、それが福田雄一の持ち味だと思うので。
だけど、ムロツヨシとか佐藤二朗みたいな芸達者がやれば活きるのに、子供がやると、寒いだけ。
ああ、ザンネン。