10年後に。 | 次世代の若者達よ、世界を変えてやれ

次世代の若者達よ、世界を変えてやれ

稲若健志オフィシャルブログ

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
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今日は少しこんな話を。












サッカーはチームスポーツ。









年齢が上がればどんどんチーム活動が増えて強化されていくわけです。









それは世界中どこでも一緒。











私生活も同じで学生時代と社会人では遥かに社会人の方が自由が利かなくなるわけです。










会社があったり家族が出来たり。










ということは時間のピラミッドを見れば年齢が低ければ低いほど、子供達には自由があり、目を輝かせて話をするんです。











僕はこんな国に行ってサッカーがしたいんだ。












僕はこんな選手になりたいんだよね。










最近7歳のマスクマンに言われました。
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その目は凄く澄んでいて、ニコニコしながら語りかけるんです。











でもそれが中学生になると、夢を語る時に目を逸らし、真剣に話をするんです。











どこか現実味がなく、本当に出来るのかと自分自身を疑っている。











中学生になると時間がなくなり、高校生になると現実が分かってくるのか、段々と言葉数がなくなってきます。











聞かれて嫌なことは答えない。答えなければいいと思い自分の中で納得さえしてしまう。











それが子供達の10年後なんです。












親は子供が産まれた時に、子供を伸び伸び育てたい!元気であればそれでいい!











その言葉はいつの間にか影を潜め、伸び伸びどころか塾に通わせ、習い事を増やし、ガチガチに固めてしまう。











じゃあなんでそんなことになるんでしょうか。












いつの間にか忘れてしまったんですよ。












周りとの競争社会に飲まれ、第三者の意見に翻弄され。











産まれた時に元気に育ってくれればそれだけでいいという命がこの世に誕生したあの時を。











大人になった人が本当に追い込まれた時や困った時。











リーサルウェポンでその人を助けるのは何だろうと考えた時。












それはやはり楽しさなんです。










仕事もプライベートも楽しければ少々辛いことでも乗り切れる。










年齢が低い時にとにかく自分の楽しさを見つける形を作りあげるんです。










世の中の大人がどれだけ疲れた顔で満員電車に揺られて通勤しているかわかりますか。










やらなきゃいけない。俺には家族がいるんだ。










嫌でも楽しくなくても働かなきゃいけない。











それはそう言い聞かせてるだけです。









楽しさは自分自身でいくらでも作り出せるはずです。









もっともっと長い目で、もっともっとおおらかに子供達のことを考えて欲しいと常に思います。











子供達は自由なんですよ。










チームに言われようが、親に言われようが、小さい時に自分自身の気持ちに嘘をついてまでやらなきゃいけないことなんかないと思います。












世界最強は大人だろうが、子供達と同じ目線で人生を楽しめる奴。












真顔