昨日夜に御飯を食べながらハビとエミーリオと話をする中で、代理人の重要度を改めて思い知りました。
日本人の子供達はほぼ100%の確率でプロになるまでは代理人がつきませんが、僕が知っているスペインやアルゼンチンはほとんどの場合小さい頃から代理人がつきます。
有名になればなるほど代理人も有名になっていくのが現実で、実力が拮抗している選手同士なら間違いなく代理人の力がある方が試合に出れます。
もちろんその貰ったチャンスをものにしなければ、上にはいけないわけですが。
ラウールなんかはレアルマドリードCからカスティーシャを飛ばしてトップチームに入ったみたいですが、その舞台を作ったのは間違いなく代理人だと言っていました。
ラウールはデビュー戦は全く駄目で2試合目に大活躍。それが会長の目に止まり気に入られそれから与えられたチャンスをものにし代表まで上り詰めたんですね。
日本人は代理人文化があまりないので、そういう意味では不利かもしれません。
そしてもう一つ興味ある話。
エミーリオは今年レアルの12歳を率いてミック(地中海国際トーナメント)に出場。
その時に日本のレイソルと予選で対戦したみたいです。
その時の印象はとにかく走る。信じられないくらい走ると言っていました。
でも日本の子供達の問題はサッカーというスポーツをやる頭脳が全くない。考えて見てほしい。ボールと人は遥かにボールの方が早いし、ボールは疲れない。
そのボールを失わずに一瞬のポジションチェンジを継続できれば、それだけである程度のサッカーは出来る。
結果は7-0でレアルの勝利。相手にならなかったと話をしていました。
日本人の昔からの文化。
困ったら走れ。
これじゃあ強豪チームには勝てないんですよね。