都心に用事があり、車で出かけることにした。神田橋で降りることになり、車でぐるっと回っておりたら、広い交差点にいきなり出て面喰った。ナビが右折を指示するので、右折レーンに乗ろうとしたが、良く分からない。見晴らしは良いのだが、道が大きく盛り上がる様になっていて、見晴らしが良い割に、行先が見にくかった。そこで、スピードを落として、右折のウィンカーを点灯しながら、どこに行くべきか見極めようとした。そこで、ホイッスルを鳴らされた。見ると、婦人警官が合図をしている。道を教えてくれるのかと思ったら、1点減点6千円の罰金と高らかに言うのだ。黄色い選を踏んだから、と言う。解せない。私は立ち止まっていて、方向を見極めようとしたのだ。解せない旨を言うと、鈴木と言う神田警察の交番勤務の巡査部長は機関銃のようにまくしたてる。言っている意味がわからないなら、免許を取り上げるよ、と言い放った。私は、庶民なので戦慄した。明らかに脅されているのだ。戦前の糾問取調べのような気がした。交番勤務の巡査が交通違反の取り調べとは!余程神田警察はヒマなのか。ところで、黄色い線はいかなる場合でも「絶対に」踏んではいけないのか?交通違反は刑罰だったのだろうか。例えば、幡ヶ谷出口は黄色い線が敷かれているが、追い越し車線に居ない限りは、出られない。あわてて、黄色い線を踏んで、出口に向かうがあれもだめか。黄色い線は、危険だから引いてあるのでは。ドライバーが周囲を見回して、危険負担の上線を跨ぐのが、交通違反になるのだろうか。そもそも道路交通法上の交通違反とは何?円滑な交通を妨げるからではないのか。周囲に車は居なかった。ドライバーが慣れない場所で、もたもたして道を探していること自体は問題ないではないか。円滑な交通を妨げなければいいのではにのか。後で、元警察官の友人に訪ねると、この場所は違反のメッカで、いつも網を張っていること。他府県ナンバーを狙い撃ちにしていること。を知った。これは、違法な捜査と同じく、ある意味だまし討ちではないか。慣れない場所で、もたもたしている車を狙い撃ちにして、違反切符をある意味手柄としていることが、正当な交通の取り締まりの範疇だろうか。それなら、自転車を取り締まるべきだ。あれも車両であるにも拘らず、危険極まりない運転をしている。

今は、コロナ騒ぎで、高齢者は電車に乗りたくない。車に乗るとこうやって物慣れないドライバーを目の敵にする。たかだか罰金6千円と言うが、様々な給付金を得ようと奔走し、あまつさえ自粛だ収益ゼロだと嘆く昨今、なぜ罰金をそのような生活困窮者からせびるのだろうか。自転車乗りから取れば良い。それは正当なる罰金ではないか。