2006-02-11

魔女

テーマ:Books
五十嵐 大介
魔女 2 (2)

IKKI連載中の衝撃的な作品。

鉛筆絵のようなタッチと、痛く突き刺さる言葉たち。

人間の中にある欲望、死への恐怖、自然への畏怖、、、。

出来れば目をそらしたい物語を魂を込めて描いている作品。

所々に魂が宿ってる絵と言葉。


今後期待される作家さんですね。
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2006-02-08

G戦場ヘブンズドア!

テーマ:Books
日本橋 ヨヲコ
G戦場ヘヴンズドア 3 (3)
全三巻完結の、漫画家を目指す青年たちの話。


「それは僕が昔思い描いた夢。
 もはや今となっては思い描けない現実。
  
  だけど もし君が僕を震えさせてくれるのなら、
  僕は君の歯車の一部になりたい。
  融合して強くなる鋼のように。

 多分これから僕達は
 嘔吐するほど楽しいことを知ってしまってもう戻れない。」

この作品の始まりの文章がグイグイとこの作品に惹きつけていく。
漫画としての絵の魅力もさることながら、登場人物が発する生命力、躍動感がたまらなく切なくさせてくれる作品。

仕事ってこういうことをいうんだな、作品を創ることってここまで大変なものなんだなって思わせてくれる。

印象的な言葉や台詞も多い。

漫画の合作相手に

「俺は本気が見てえんだよ!人の顔色うかがって描いてんじゃねえよ!」
「俺を震えさせてくれるなら、この世界で一緒に汚れてやる。」

とか、

某出版社の編集長が職場に乗り込もうとした息子に対して
「ここは戦場だ 気軽に踏み込むな。」「丸腰で来たら撃ち殺すぞ。」

とか漫画家っていう仕事に対するストイックさがヤバいです。
作品の所々で心が震えます。

ちなみにタイトルは漫画を書くGペンと言わずもがなクラシックの名曲「G線上のアリア」を掛け合わせたタイトル。後ろの、ヘブンズドアはジョジョに出て来る天才漫画家、岸辺露伴のスタンド、ヘブンズ・ドアーにちなんでいるように思えます。(作品内では別の触れられ方していますので推測)こういうタイトルのネーミングセンスにも惹かれます。

かなりのお薦め作品です。はい。

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2006-01-16

子供が育つ魔法の言葉

テーマ:Books

ドロシー・ロー ノルト, レイチャル ハリス, Dorothy Law Nolte, Rachel Harris, 石井 千春
子どもが育つ魔法の言葉


けなされて育つと、子供は人をけなすようになる。
とげとげした家庭で育つと、子供は乱暴になる。
不安な気持ちで育てると、子供も不安になる。
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子供はみじめな気持ちになる。
子供を馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる。
親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子供も人を羨むようになる。
叱りつけてばかりいると、子供は「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。
励ましてあげれば、子供は自信を持つようになる。
広い心で接すれば、キレる子にはならない。
褒(ほ)めてあげれば、子供は明るい子に育つ。
愛してあげれば、子供は人を愛することを学ぶ。
認めてあげれば、子供は子供は自分が好きになる。
見つめてあげれば、子供は頑張り屋になる。
分かち合うことを教えれば、子供は思いやりを学ぶ。
親が正直であれば、子供は正直であることの大切さを知る。
子供に公平であれば、子供は正義感のある子に育つ。
やさしく思いやりをもって育てれば、子供はやさしい子に育つ。
守ってあげれば、子供は強い子に育つ。
和気あいあいとした家庭で育てば、子供はこの世の中はいいところだと
思えるようになる。
    
     <ドロシー・ロー・ノルト+レイチャル・ハリス>

*** *** ***
日本はゆとり教育なんていう亡国の道を選んでいる。
これは、世界の潮流を逆行している。
欧米では、「非寛容」の教育を行い、必須科目を増やし、制服の導入が増えている。
自由な独創的教育は、基本学習が最低条件なのになぁ。

教育っていう社会的にも国家戦略的にも重要な場にもっと魅力的な人材が集まるような仕組み作りも重要かも。

どうなるんだろうねぇ、日本の教育。少子化と一緒に議論していかなきゃいけない重要議題ですな。
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2005-12-22

下流社会のヒットは中流の恐れ

テーマ:Books
三浦 展
下流社会 新たな階層集団の出現


本当に下流社会の人たちはこの本を読まないだろう。
新書を読んでいる下流社会の人がこの本に興味を持っているのではなく、自分の子供や、自分自身が中流で、下流に転げ落ちないかに不安を持っている人たちがこの本を読んで、「下流になりたくない」という恐怖でこの本を手に取るのではないだろうか。

この本には
、あなたが下流かどうかをチェックする12項目が同著にはある。


<あなたの下流度は?>

半分以上当てはまれば、かなり「下流的」

□年収が年齢の10倍未満だ
□その日その日を気楽に生きたいと思う
□自分らしく生きるのがよいと思う
□好きなことだけして生きたい
□面倒くさがり、だらしない、出無精
□一人でいるのが好きだ
□地味で目立たない性格だ
□ファッションは自分流である
□食べることが面倒くさいと思うことがある
□お菓子やファストフードをよく食べる
□一日中家でテレビゲームやインターネットをして過ごすことがよくある
□未婚である(男性で33歳以上、女性で30歳以上の方)


さぁあなたは、下流だろうか?
生き方は自由自在、下流だろうと中流だろうと自分が満足ならそれでいい、という人もいるだろう
ただ、その生活の先にある未来をリアルに想像すると少しは生き方が変わるのではないか、変わろうと思うのではないか、とは思う。

変わるチャンスは毎日ある、そのモチベーションが、「恐れ」でも「希望」でもいいと思うが、あなたはどうであろうか。
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2005-12-01

世界が変わる瞬間を記述したノンフィクション

テーマ:Books
高木 徹
大仏破壊 バーミアン遺跡はなぜ破壊されたか
September 11は防げたのではないか?

貧困に対して、世界に対してのの無関心があの悲劇を生んだのではないのか?

今、世界中で終わることの無いテロや憎悪の連鎖はどこから始まったのか?

私たちは21世紀初頭にイスラム圏で起こった大きな悲劇から学ばなければならない。

今回読んだのは、NHKの報道番組のディレクターを担当した高木さんの著作。
前に
高木 徹
ドキュメント 戦争広告代理店
を読んだ時に、「歴史」の登場人物と世界の流れが分かる描写が良かった。
戦争におけるイメージ作りの大事さ。
「情報戦争」ってこういうこと。


人々の血が流される戦いが「実」の戦いとすれば、ここで描かれる戦いは「虚」の戦いである。「情報の国際化」という巨大なうねりの中で「PR」=「虚」の影響力は拡大する一方であり、その果実を得ることができる勝者と、多くを失うことになる敗者が毎日生み出されている。今、この瞬間も、国際紛争はもちろん、各国の政治の舞台で、あるいはビジネスの戦場で、その勝敗を左右する「陰の仕掛け人たち」が暗躍しているのだ。——序章「勝利の果実」より


二冊ともお薦めの本です。
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2005-07-26

旅先で読んだ本

テーマ:Books
宮本 輝
錦繍
書簡形式(手紙ね)の小説。
人生の孤独と、生死の意味と男女。

手紙でこれだけのものを語るってのはかなり難しいのに、宮本さんはばっちりと仕上げている。流石の一言。

もう少し年を取ったら、違った意味で面白くなるかもしれない作品。

愛し合ってた夫婦が不幸な事件で別れ、そして再会し、手紙を交換し始める。
語られなかった過去を、見つめ直すことで、停滞している現在や未来への希望が出てくる。

過去を見つめ直し、今を考え、未来を思い描く。そんな当たり前ことなんだけど難しいことを教えてくれる作品。

十年後にまた読み直したいと思った。
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2005-07-17

戦争広告代理店

テーマ:Books
戦争広告代理店という本を読んだ。

講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞を受賞した作品。

ボスニア紛争とアメリカのPR会社の関わりについての実際の話。

クライアント(ボスニア)のために「セルビア=悪玉」のイメージ作りを進めるPR会社。
日本にはあまり見られない(市場が無い?)ビジネスだ。


戦争を完全に善悪に分けて考えるのは不思議。
復讐や治安の安定などの、いあゆる正論の名の下に人を殺すのは正義なのだろうか。
そしてそこにある正義は何が基準で正義と認められたのだろうか。

*** *** ***
人々の血が流される戦いが「実」の戦いとすれば、ここで描かれる戦いは「虚」の戦いである。「情報の国際化」という巨大なうねりの中で「PR」=「虚」の影響力は拡大する一方であり、その果実を得ることができる勝者と、多くを失うことになる敗者が毎日生み出されている。今、この瞬間も、国際紛争はもちろん、各国の政治の舞台で、あるいはビジネスの戦場で、その勝敗を左右する「陰の仕掛け人たち」が暗躍しているのだ。——序章「勝利の果実」より
*** *** ***


僕らが見ている情報がどれだけ作られていて、操られているかを知った。

インターネットが普及し、リテラシー能力の必要が声高に叫ばれて久しいが、「リアル」と「仮想」の違いが曖昧になっているのでは。

世論と、時代の空気が作られる瞬間を見つめられる作品だ。
高木 徹
ドキュメント 戦争広告代理店


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2005-06-22

マッキンゼー式

テーマ:Books
著者: イーサン・M. ラジエル, Ethan M. Rasiel , 嶋本 恵美, 上浦 倫人
タイトル: マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック

MECE(Mutually, Exclusive, Collectively, Exhaustive)


今日は自分用メモ。乱読、乱読、乱読の毎日。将来役に立ちそうな本、価値観が広がりそうな本には飛びつく毎日です。
卒業旅行用のお金貯めるためにも、本の衝動買いを押さえないといけないしねぇ。。。

↓ここからがこの本読んだ時のメモ

「構造、構造、構造、MECE,MECE,MECE」
(Multually Exclusive,Collectively Exhaustive)

互いに重ならず、全てを網羅する

初めての問題なんて存在しない。

クライアントは、それぞれが唯一無二。フレームワークは万能ではない。

<構造化された考え方の適切生および適応性>

・構造が無いと、アイディアに説得力が無い
少なくとも、問題解決には本質的な首尾一貫性と論理が必要。
・構造を利用して、思考を強化する

論理ツリーを活用する。

メモが長くなりそうだからこんなもんで。
ためになった本だー。

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2005-05-25

ヒストリエ

テーマ:Books
昔から注目してた作家さんの「岩明均」さんの作品。

小学生の頃に出会った「寄生獣」のインパクトは未だに忘れられない。

そんな歴史に残る作品を書いた作者がデビュー前から暖めておいたストーリーがこの「ヒストリエ」↓
著者: 岩明 均
タイトル: ヒストリエ 1 (1)
アレキサンダー大王の書記官エウメネスの人生を描いている。
舞台は紀元前のギリシャ。

主人公エウメネスの幼少からの人生を、時折回想シーンに描かれる、彼の暗い過去の体験と現在の才気あふれる若者の姿が描かれていく。

一巻で物語の世界観を描き、二巻で急速にストーリーが展開する。出版社が二巻いっぺんに発売した理由が読んでから良くわかった。

歴史好きではなくても、物語の魅力だけで十分にのめり込める作品。
早く続きが読みたい!!!
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2005-05-17

プルートウ

テーマ:Books

浦沢直樹はあまり好きな作家ではなかったので、避けてたのですが、バイトの友達に紹介されて、しかも暇だったので勢いで買っちゃいました。


著者: 浦沢 直樹, 手塚 治虫, 手塚 真
タイトル: PLUTO (1)
著者: 浦沢 直樹
タイトル: PLUTO (2) 【豪華版】
巨匠手塚治虫の名作「鉄腕アトム」のリメイク。主人公じゃなくて脇役でやり手の警部ロボット「ゲジヒト」をリメイクする所が浦沢さんらしい。
単なるリメイクじゃないストーリーがかなり良いです!キャラの作り方も浦沢さんワールドが再構成されていてGood!

ロボットが普通の人間と同じように生活をしている現状を描いているのが新鮮。
こんな風にロボットは感情を持つことは可能なのか。

アイザックアシモフの話をゼミでやって、ロボットについて最近興味持ってます。

「ロボット三原則」
第1原則
ロボットは人間に危害を加えてはならない。また何も手を下さずに人間が危害を受けるのを黙視していてはならない。ただしそれは第0原則に違反しない場合に限る。
第2原則
ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。ただし、第0原則、第1原則に反する命令はその限りではない。
第3原則
ロボットは自らの存在を譲らなくてはならない。ただしそれは第0、第1、第2原則に違反しない場合に限る。

I-Robotはこの第1原則の暴走をテーマにしたもの。
プルートウ(鉄腕アトム)はさらにその先を描写したもの。なんせロボットの権利を守る「ロボット法」なんてものがありますからね。
ロボット(人間の生活を助ける機械)と人間の社会がどう関わっていくのか。どのような関係が理想的なのか。
これからそこらへんも考えていけたら楽しいかもなぁ。
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