クライ・ベイビー | 【邦画/洋画】世にも奇妙な深海部屋【ホラー多め】

【邦画/洋画】世にも奇妙な深海部屋【ホラー多め】

期間限定(予定)の映画の感想ブログです。毎月少しずつ、消化予定。ジャンルはホラー、サスペンスが多めです。

1990年、ジョン・ウォーターズ監督、アメリカ制作。ワルの生き様について。
不良少年のウェイドは出会ったその時から、お嬢様のアリスンに一目惚れ。
口説き落として夜のパーティに誘い出したものの、警察に連行されてしまう。
判決の結果、ウェイドは矯正施設行きに。必ず戻るとアリスンに誓うが…。

二日連続でミュージカルです。全体的に明るく、サックリと見られます。
不良でありながらも一途、男として一本気なウェイドが格好良いです。
ウェイドの仲間たちも個性的なキャラ揃いで、見ていて飽きません。
山の手と称される金持ちたちvsウェイドたち不良軍団の構図です。
アリスンは山の手側の人間だったのですが、ウェイドに感化され、見事に
不良へと開花(?)します。清楚も不良もイケちゃう素敵なヒロインです。
最初はアリスンの交際に反対していた彼女の祖母も、最終的には
ウェイドたちの味方になってくれるので、王道展開って気持ち良いなぁ
と思わずにはいられません。矯正施設の脱獄シーン及び歌の場面も
見所です。最後・チキンレースでのウェイドの歌は堂々たるものです。
主演のジョニー・デップがとにかく若い!(そして格好良い)
そこはかとなくティム・バートン監督に似た匂いを感じる、ジョン監督。
このところバッドエンドばかり見ていたので、底抜けに明るい本作品は
清涼剤のようでした。ミュージカルって面白いですね(と思った作品その2)

ジョニー・デップ初主演作だよ…★10
不良とかいてワルと読め!度…★9つ