(きのうの続き)

この曲は、イントロから華やいだ祝典を感じさせると書いた。
ティンパニーの強打と木管、トランペットの威勢のいい全奏!
合唱の響きも力強く美しい。
ああ、聴いて見てよかったなあ、とおもう瞬間たちだ。
このクリスマスオラトリオは、トランペット大活躍!
どこかクリックして曲が出ればいいんだがなあ。

最初の言葉jauchzenは、今回はじめて見た単語。いまは使わないんじゃいかな?

演奏はガーディナーのEnglish Baroque Soloists。ガーディナーは古楽演奏ではいちばん
好きだ。メリハリが利いてじつに小気味よい。ヘンデルもの(救世主ほか)も最高だ。

この曲は過去に作曲した寄木細工の作品で、五曲目にマタイの「あの悲しみの旋律」
(とボーイが勝手に呼ぶ)も登場する。この最終曲でも登場する。

全曲に躍動感と歓喜に満ち溢れている。(キリスト降誕の曲だからね)

もう一度、原文と別の訳でどうぞ(↓);


Jauchzet,frohlocket,auf,preiset die Tage,
  
Ruehmet,was heute der Hoechste getan! 
   
Lasset das Zagen,verbannet die Klage,
      
Stimmett voll Jauchzen und Froehlichkeit an!
     
Dienet dem Hoechsten mit herrlichen Choeren,
      
Lasst uns den Namen des Herrschers verehren  



喜べや この よき 日を

いざ ともに

ほめたたえよ

この日 なしたまいし 大みわざを

捨てよ 嘆き 悲しみを

声高く たたえをや

ささげん 妙なる 歌を

み名を われら ほめたたえん

大村恵美子訳(大村訳は、実演で歌われる)