何冊か読んだ。また、あと五冊ほど追加予約入れた。
若干の凹凸はあるけど、どれもみなそれなりに楽しめる本たちだ。

池田さんは、短期間のあいだに相当数の本を出した。
美人故のマスクがマスコミの期待に拍車をかけたようだ。
どの本も、生死につき大変真面目に考えられている。
ただあまりにも人気が高かった為、かなりの注文を抱え込み、
恐らくそれらの執筆のストレスで癌に罹り夭逝された。

きのう、We are all alone でひとの孤独、生と死のことを取り上げた。
形而上のことであるが、ぼく個人はそれらについて難しく考えないよう
にしている。

生と死は対立概念もしくは西洋的な二元論(マニ教がオリジンといわれる)で
律せられることではない、とボーイはおもう。
生=死、死=生であり、言葉は違うが生と死は同じものと見なす。
生死を共にするという。
生の終わりが死であり、死で生は完結する。
つまり生と死は連続かつ首尾一貫しており異なるものではない。
その先のことは誰もわからない。わからない事を考えても無駄だ。

だったらどうするか?
充実した生により、よい死を迎えられるのではないか?
And Vice versa.

晶子さんは、立花隆著「臨死体験」をとりあげ、彼の結論、死後のことはやっぱり
わからない、という結論に憤慨されている。こんな大部(二巻)の本なのに!、と。

あまりにも普段からまじめに生死を考え抜いて来られたようだ。
Take it easy!という方がいなかったんだろうか?
結婚されていたのに。。
美人薄命を地で行かれた女性だった。
ボーイは晶子さんに敬意を表して、すこしづつ残された本を読んで行くつもりだ。