『アントニーとクレオパトラ』 小田島雄志 (日経夕刊3/22付より引用)
私は夢を見た、アントニーという皇帝の夢を。
もう一度 あのような眠りがほしい、
もう一度
あのような人に会えるように。。
(クレオパトラの台詞)
愛は夢である。
大人にとっては現在(現実)から飛び立とうとする夢、
老人にとっては過去をいとおしむ夢である。
夢は現実にぶつかるとこわれてしまう。
クレオパトラのように「夢を見た」と言い切れる人は、
ささやかな夢ひとつ見なかった人よりも、しあわせな
人生を送ったといえるのではないだろうか。
私は夢を見た、アントニーという皇帝の夢を。
もう一度 あのような眠りがほしい、
もう一度
あのような人に会えるように。。
(クレオパトラの台詞)
愛は夢である。
大人にとっては現在(現実)から飛び立とうとする夢、
老人にとっては過去をいとおしむ夢である。
夢は現実にぶつかるとこわれてしまう。
クレオパトラのように「夢を見た」と言い切れる人は、
ささやかな夢ひとつ見なかった人よりも、しあわせな
人生を送ったといえるのではないだろうか。