中公文庫「食指が動く」は89年1月刊で、この文庫本を買ったのは同じ年の9月19日

新大阪駅構内の本屋ダンというところ(カヴァーが付いている)。

たぶん大阪出張の帰りに新幹線で読もうとして買ったものとおもう。

読了は9.21とあるから一気によみあげたんだなと判る。


くりかえし目を通した。


福臨門はたしかキムバリーロードという通り沿いにある。

チムシャッツイのミラーマーホテルの角を右に曲がり道也にそのまま

まっすぐ行くと左側にある。

店の前に何人か車のパーキングの係りがたむろしている。

代客泊車というやつ。


この通りをさいしょに歩いたのは86年7月で、私的な旅だったが、

このすこし奥にある太古貿易大厦(オースティンアヴェニュー?)に、

取引先のドイツの極東子会社が

ありうちはそのドイツの総代理店をやっていた関係で遊びに行ったのだった。


途中に何軒ものウエディングドレスを作るブティックがある。


当時はもちろん福臨門のことはこの本を読むまで全くしらなかった

その後も本書をよむまで何度もまえを通っていたことになる。


福臨門はもともと出張料理の仕出屋さんとかで、香港一の栄冠を手に入れた。

スゴイもんだ!


鮑と鱶鰭スープだけでも目の玉が飛び出るほどのマイタンになるそうで、

気の小さいボーイはこれ以外の料理を頼みたいなあー!


飲茶だけでもいいよー。

だったら、そんな大層な金額にはならないだろうから。。