昨日コメントくださった方々、ありがとうございます☺️✨
たすきのかき氷はキーンってならないんですよ……🍧
わたしも学生の時に(確か)京おどりを見にいったことがありますが、本当にたおやかで風情があって素敵ですね。
京都好きな方々と交流ができて嬉しく思います。
と言いながら今日は京都ではなく好きな作家さんについて書こうと思うのですが、よければ少しだけ読んでみてください✍️
わたしの好きな作家のひとりが太宰治です。
以前「旅色」という電子ムックにて、太宰治ゆかりの地を巡る撮影をさせていただきました。
こちらでも好きな作品や創作についてインタビューを受けましたので、またのぞいてみてくださいね。
太宰治といえば「人間失格」が代表作だと思う人も多いとおもいますが、わたしはそれよりも「斜陽」「秋風記」「女生徒」などが好きです。
わたしは昔から感想を書くのがちょっと苦手でして(仕事と割り切ればできる)(「エモい」しか語彙力がなくなる)
なので、今回は好きな一文をいくつか挙げて見たいとおもいます。
斜陽
「私、不良が好きなの。
それも、札つきの不良が、すきなの。
そうして私も、札つきの不良になりたいの。
そうするよりほかに、私の生きかたが、無いような気がするの」
「人間は恋と革命のために生まれてきたのだ」
女生徒
「明日もまた、同じ日が来るだろう。幸福は一生来ないのだ。それはわかっている。けれども、きっと来る、あすは来る、と信じて寝るのがいいのでしょう」
「女は、自分の運命を決するのに、微笑一つでたくさんなのだ」
秋風記
「あの、私は、どんな小説を書いたらいいのだろう。私は、物語の洪水の中に住んでいる。役者になれば、よかった。私は、私の寝顔をさえスケッチできる」
おさん
「ああ、言えない、具体的な事は、おそろしくて、何も言えない」
太宰治は女性目線の物語も多く書いていて、一つ一つの言葉がとても美しいです。
青空文庫でも読めますので、またご覧になってくださいね。
ななせ🦊
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