今週は塾の公開テスト前1週間。
1週間前は動画・携帯ゲームは禁止という約束を破りに破ってきた息子。
あまりごちゃごちゃ言わず流し流し来たがどうも勉強不足感が拭えない(私個人の感想)
元々勘が良く、頭の回転の速い所は私の家系の遺伝であろうと思われる。
実際母親の家系は頭の良い人が多く、祖父は今の洛南出身。
祖母の弟は大阪北摂で今でも偏差値の高い高校出身。
祖母の家系には阪大出身の従妹もいる。
叔父はアメリカ留学し、カリフォルニア大学バークレー校に入った。
この「勘が良く、頭の回転が速い」は結構な曲者で、出来る感(妄想)を生み出してしまう。
実際私自身も小学校・中学校とほとんど勉強しなかったが常に平均もしくは平均より少し上という成績だった。
もっとしっかり取り組んでいれば違う人生も歩めたのだろうと思うが後悔先に立たず。
私もその頃は刹那的な人生観しかなく先のことなんて全く考えてもいないし反抗期真っ只中だった。
勉強する必要性もわからず、母に聞いても「あなたの将来の為」という何とも抽象的な返事しかもらえなかった。
息子も勘が良く頭の回転が速い為、あまり努力しなくてもそこそこの偏差値を出してくる。
そして怠ける。
これを注意すると
「過去問を解く意味が分からない。」
「教科書見てた方がマシ。」
「毎日ちょっとやったら十分やろ。」
等々。
約束破って遊びに行くわゲームはするわ、YouTube放題するわ。。。。
挙句不貞腐れて仏頂面、機嫌損ねて何もしない「無」になった(笑)。
反抗期息子も日本の受験制度も面倒臭い。
何もこんな反抗期の面倒臭い年頃で、しかも将来のことなんてまだまだ先の事。
想像するのなんて簡単なことではないし、夢なんて変わってしまう事の方が多々ある事だと思う。
だから結果、
「良い高校に行っておけば将来の選択肢が広がるであろう。」
という何とも抽象的な理由でしか説明できないことになってしまう。
現に息子はずっと外科医になりたいと言っていたが今はもう違っている。
しかしまた戻るかもしれない。
何故この年齢で将来の進路がある程度が決まってしまう受験があるの??と最近疑問。
北米やイギリスは高校入試とか無いのに。。等
こんな状況に親がどう対処するか。
とってもとっても面倒である。
今のところ近い高校でSSH認定高へ入学できる偏差値はあるがこれを落とすわけにはいかないと考えている。(母親個人の見解)
しかし息子はあまり理解しておらず、何故そこに行かなければならないのか?
何故努力しなきゃいけないのか?
将来って別になんでもえーやん的な。。今が楽しけりゃいいじゃん。の
かつての私のような刹那的な考えになってしまっている。
どうすれば刹那的な息子を導けるのか。
モチベーションを保つにはどうしたら良いのか。
トライ&エラーの繰り返し。
正直本当に、本当に面倒だけど投げ出すわけにはいかないというこの葛藤。
向き合うしかないのよね。結局。