もう1年と半年近く前のことになるんだね・・・」
『 そうだね・・・あの日の午後は忘れないよ・・・』
「 僕はちょうどその日有給休暇を取っていてね・・・
国会中継を見ていた・・・そうしたらテレビの画面上に
緊急警報が流れた・・・」
「 しばらくして、ファーストインパクトがきたけど・・・
あっ 情報なかなか正確じゃないかって・・・
関心していたんだ・・・」
『 ・・・そう・・・そのあとなんだよね・・・大変になったのは
・・・時間的にはその40分後位からかな・・・』
「 どうしたんだい? 」
『 うん。私のところの受付は・・・予約が入ると目の前の
予約票ゲージの目盛があがっていくの・・・それがね・・・
(10単位) 位でどんどん目盛があがっていくの・・・
はじめてだったよ・・・あんな経験・・・』
「 そうなんだ・・・それだけ急なことだったんだ・・・ 」
『 私のところの受付って、本来暇であるほうが
平和ってことだからさ・・・』
「 ・・・・・・・・・・・・そうなんだ・・・」
『 ゲージが1000人になった時、とりあえずゲートを
閉めたの・・・一度にそんな数さばいたことなかったし・・・』
『 それでもゲージの目盛はどんどん上がり続けた・・・
1500 2000 2500 3000 』
「 ・・・・・・・・・・・・・・ 」
『 そしてついに一人目の来場者がきたのよ・・・』
