こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
どんな人に向けて活動しているの?
自己否定が強い
自分責め、罪悪感が強い
そんな人が過去はどうであれ、
「私っていいな」に変わるセラピー
を目指しています。
リトリーブサイコセラピー協会のサービス、
電話カウンセリングを担当しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
じめじめした週末の金曜日ですね。
いかがお過ごしですか?
昨日は自由が丘に用事(習い事)で行ってきました。
うちからはちょっと遠いので旅みたいで疲れました。
それにしても、飲食店![]()
![]()
が多いんですよ~
オシャレなカフェ
が多くて、テラスで寛いでいる人がいっぱいでした。
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怒りとの葛藤に苦しむあなたへ
〜親に虐げられて育った人が抱える「複雑な怒り」との向き合い方〜
親に虐げられて育った人は、大人になってもさまざまな生きづらさを抱えます。
その中でも特に多いのが、「怒りとの葛藤」です。
親に対して怒りはある
でも、その怒りをどう扱っていいのかわからない
怒ると自分が悪い人になる気がする
怒りを感じること自体に怖さがある
こんなふうに、「怒っているのに怒れない」「怒りが怖い」という矛盾する苦しさを、多くの方が抱えています。
今日は、そんな怒りとの葛藤に苦しむ人へ、怒りとの優しいつきあい方をお話しします。
1. 「怒りを感じている」これは回復のサイン
虐げられて育った子どもは、怒ることを許されない環境で生きてきました。
怒れば叱られた、無視された、暴力を受けた
感情を出せば「わがまま」「迷惑」と言われた
本音を出すと関係が壊れそうで怖かった
こうして、「怒りは危険」「感じてはいけない」と学習してきたのです。
だからこそ、大人になってから浮かび上がってくる怒りは、抑え込まれていた本音がようやく顔を出し始めたサインとも言えます。
2. 怒り=攻撃ではなく「私を守りたかった気持ち」
怒りは本来、「自分を守るための大切な感情」です。
もう傷つきたくない
もう踏み込まれたくない
本当は愛されたかった、守ってほしかった
怒りの奥には、「わかってほしかった」「大切にされたかった」という切実な思いが隠れています。
だから怒りは、実は愛情の裏返しでもあるのです。
3. 「怒りを感じること」と「怒りをぶつけること」は違う
怒りが苦手な人は、怒り=爆発・攻撃・破壊と思いがちです。
でも、怒りは必ずしも外に向けてぶつける必要はありません。
まずは、自分の内側で怒りを「感じること」から始めます。
あの時、悲しかった
本当は守ってほしかった
ずっと我慢してきたんだ
感じてあげるだけでも、怒りは少しずつ整理され、穏やかになっていきます。
4. 怒りの奥にある「本当の叫び」に気づく
虐げられた子どもだった頃のあなたは、きっとこう叫んでいたはずです。
私の話を聞いて!
私を守って!
私を大切にして!
どうして見てくれなかったの?!
怒りを感じるたびに、その奥に隠れている「本当の叫び」に耳を傾けてあげると、
怒りが単なる爆発ではなく、癒しの入り口に変わっていきます。
5. 怒りを「自分への優しさ」に変えていく
怒りを安全に感じ続けていくと、やがて少しずつ、
あの時、私は必死に生きていたんだ
誰も守ってくれなかったけど、私は頑張ってきた
今は、私が私の味方になっていい
という、自分を抱きしめる感覚が育っていきます。
怒りは、あなたが自分自身に対して
「これ以上、自分を傷つけなくていいよ」と語りかける力に変わっていくのです。
怒りは「自分を取り戻すプロセス」
怒りを感じることは、苦しく、怖いものかもしれません。
でも、それはあなたの心が「本当の自分を大切にしたい」と動き出した証です。
怒りは、あなたの心が
「私はもう私を見捨てない」
と言い始めたサインなのです。
補足:怒りのエネルギーをどう扱うか
怒りは、とても強いエネルギーを持っています。
だからこそ、弱い者や無関係な人にぶつけてしまうと、新たな傷を生み出してしまう危険があります。
本来、自分にとって大切な存在を傷つけてしまう、関係性を壊してしまう、
それで大切なものを失ってしまう。そういったリスクがあります。
また、その強いエネルギーを自分自身に向けてしまう(自己否定・自己攻撃)のも、自分を自分で傷つけることになり、大きな苦しみを生みます。
大切なのは、怒りを感じたときに、
「これは私を守ろうとして生まれたエネルギーなんだ」
と理解し、ぶつけるでもなく、抑え込むでもなく、“受け止めて整理する”
という第三の道を選ぶことです。
その怒りのエネルギーは、本来「私の人生を前に進める力」に変えていくことができるのです。
補足:怒りへの恐怖感と嫌悪感 ― 親と同じになりたくない
虐げられて育った人の中には、
「怒る自分が嫌いだ」「怒ると親と同じになってしまう気がする」
という感覚を持つ方が多くいます。
それは、鬼の形相で自分をにらんでいた親の姿が心に焼き付いているからです。
だからこそ、怒りを感じた瞬間に
「自分まであんな風になってしまうのでは?」
という強い恐怖や嫌悪感が湧きあがるのです。
でも、あなたの怒りは、あの時の親の支配的な怒りとはまったく違うものです。
あなたの怒りは、理不尽に傷つけられた自分を守ろうとする「正当な怒り」です。
その違いを少しずつ理解していくこと、
親の問題と自分の問題を分ける(適切な境界線を引く)ことで、
怒りはあなたの人生の中でちゃんと、毅然と、居場所を得ていきます。
私も長い間「怒り」の問題を抱えていました。
長い間「怒り」を自分に向けていたのです。
それでうつになったこともあります。
ですがようやく「怒り」と上手くつきあえるようになってきたかな
そう思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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