こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

野沢ゆりこのプロフィールはこちら

 

 

 

どんな人に向けて活動しているの?

 

自己否定が強い

自分責め、罪悪感が強い

そんな人が過去はどうであれ、

「私っていいな」に変わるセラピー

を目指しています。

 

 

 

リトリーブサイコセラピー協会のサービス、

電話カウンセリングを担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

雨の金曜日ですね。

いかがお過ごしでしょうか?

 

 

それに肌寒いですよね。。。

あたたかくして体調を整えましょう。

 

___________________

 

 

 「ファンタジー依存」癒しを求めて現実逃避する人

 

 

ファンタジーは心の避難所になる

 

現実がつらい時、私たちは夢を見たくなります。

ディズニーランドのような夢の国、アニメの感動的な物語、

推しのアイドルに全力で心を預ける。

 

 

これらは、現実に疲れた心を癒し、

明日を生きる力をくれる「心の避難所」とも言えるでしょう。

 

 

ですが、ファンタジーの世界があまりに心地よく、

現実よりもそこに生きたくなってしまったとしたら・・

それは知らず知らずのうちに「ファンタジー依存」に陥っているかもしれません。

 

 

 

 

癒しとしてのファンタジー

 
ファンタジーに惹かれるのは、心が休息や慰めを必要としている証拠です。
特に、幼少期に安心・安全を十分に感じられなかった人は、
現実の人間関係に傷ついたり、誰にも頼れない感覚を抱えたまま
大人になることがあります。

 

 

 

そんな時、空想の世界は「理想の家族」「理想の愛」「理想の自分」が存在できる、安全な場所になります。

 

 

ディズニーのキャラクターたちが見せてくれる無条件の愛、

推しのアイドルがくれる一方的な癒し、アニメの中の友情や正義

それらは現実で得られなかった「何か」を満たしてくれるのです。

 

 

 

隠れファンタジー依存、実はあなたも?

 
ファンタジー依存と聞くと、いわゆる「ディズニーランドおたく」や、
「アニメの世界にどっぷり浸かっている人」を思い浮かべがちですが、
もっと見えにくい形でも、私たちはファンタジーに依存しています。
 
 
たとえばこんなケース、思い当たりませんか?
↓↓↓

 

●理想の暮らし強迫

雑誌やSNSでみる「おしゃれなリビング」「完璧なキッチン」を再現しなければ、という強迫観念。

そこには、「幸せな家庭はこうあるべき」というファンタジーが影響している。

 

●韓国ドラマの恋愛幻想

ドラマのような愛され方を、現実のパートナーにも求めてしまい、「全然ロマンチックじゃない」と不満を抱く。

相手を比較し、勝手に減点していく行為も、理想像に依存したファンタジーの一種である。

 

●SNSでの「キラキラ投稿」に劣等感

他人の投稿に映る「幸せそうな家族」「毎日充実した趣味」「愛されている自分」を見て、自分の現実が色あせて見えてしまう。

(SNSは人生のハイライトだけが切り取られ演出されたものが多い)

 

 

 

ファンタジーは否定しなくていい。

でも、現実に戻る力も育てよう。

 
ファンタジーに憧れること、それ自体が悪いわけではありません。
大切なのは、「なぜ私はこの世界に惹かれるのか?」
という視点が必要なのです。
 
 
その裏には、「愛されたかった」「自分に価値があると感じたかった」
「自由に表現したかった」といった、満たされなかった願いや、
傷ついた経験が隠れていることが多いからです。
 
 
癒しを求めてファンタジーに身を置くことは、心を守る大切な戦略でした。
でもそこから少しずつ、「現実をどう生きるのか」
「本当に欲しいものは何か」を見つめていくことが出来た時、
私たちはファンタジーと現実の「いいとこ取り」ができるようになります。
 
 
 

夢を見る力は生きる力、でも・・

 

夢を見るって必要なことでもあります(現実がつらい時はなおさら)

夢を見る力は、生きる力です。

 

 

私の幼少期はつらいものでしたので、絵本の童話の世界は癒しでした。

アニメの主人公に自分を重ねたりしながら、心のよりどころにし、

「心の避難所」をつくることで生き抜いたとも思っています。

 

 

ですが、この生き方を大人になっても引き継いでいるとしたら問題です。

今でも↑にあるような「理想への強迫観念」に気づくことがあります。

夢に生き続けることは、現実との接点を失うリスクも伴います。

 

 

理想の世界に浸かっていたとしても、「今ここにある現実」を、

少しずつでも受け入れていくことです。

その一歩が、真の意味での癒しや自由、自分らしさにつながっていくと

思います。

 

 

「私は今つらい」「私はさびしい」「私は傷ついたままだ」

といった今の自分を理解してあげることも大切です。

 

 

現実に存在している目の前の大事な人、チャンス、自分自身の魅力

ちゃんと見ましょう。気づけなくなる前に。

 

 

ファンタジーの世界を完全に手放す必要はありません。

ただ「現実もいい」「現実で生きていい」と思える自分を、

少しずつ育てていきましょう。

 

 

ファンタジーも大事、でも私の現実もちゃんと大事

そんな風にバランスを取れたらいいですね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

【満席御礼】

お申込みを締め切らせていただきました。

 

 

 

 

※オンラインカウンセリングはzoom対応しております。

 

 

 

 

 

 

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