こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
どんな人に向けて活動しているの?
自己否定が強い
自分責め、罪悪感が強い
そんな人が過去はどうであれ、
「私っていいな」に変わるセラピー
を目指しています。
リトリーブサイコセラピー協会が行っております、
サービスの電話カウンセリング
も担当しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
いいお天気ですね
日によって気温が違うので衣服調節が難しいですが。
バラがきれいに咲いていました。
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「伝わらない親」、その苦しみと自立までのお話①
「なぜ、こんなにも伝わらないんだろう?」
子どもの頃からずっと感じていた違和感でした。
私が学校でのことを話そうとすると、
母はすぐに自分の話にすり替えてしまう。
話題を変えるつもりはなかったのでしょう。
でも、「聴いてくれた」という実感が持てませんでした。
父に至っては、何をどう話してもまるでかみ合わない。
たった一言が、なぜか予想もしない怒りや否定として返ってきました。
私の話(心の声)が届くことは、ほとんどありませんでした。
私は、余計な一言を言わないように、
父の地雷を踏まないように注意を払うだけでした。
私は両親の話をよく聞いていたのに、
なぜ自分だけが我慢して両親は言いたい放題なのだろう????
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(ここが怒りポイントなのです)
ですが幼少期は言語化出来ないで、
無意識にしまいこまれていました
母の父に対する愚痴や不満や悪口を、
昔の楽しい思い出や母の優秀だったエピソードの数々を、
父のよくわからない説教めいた話を、
何が言いたいのかわからない掴みどころのない話の数々を。
本当に辛抱強く聴いていたのです。
「親にわかってもらえない」は、やがて「誰かにわかって欲しい」へ
いつしか私は、自分の話となると口を閉ざすようになりました。
話したいこと程、口を固く噤んで押し黙りました。
伝わらないことが悲しいからです。
理解されず否定され傷つくのを避けたかったからです。
けれど、心の中ではずっと
「本当はわかってほしい」という声が響いていました。
それが叶わなかったことが、
私の中にぽっかりと空洞を残したのだと思います。
大人になっても、その空洞は消えませんでした。
パートナーに、自分の話を否定されると過剰に反応してしまったり、
ちょっとした言葉に必要以上に傷ついたりしました。
母のような承認欲求の強い人に反応し、
父のような自己愛の強い人に反応しては、
「誰もわかってくれない!!!」
「誰かわかって~!!!」
「でもそんな人はこの世にいない!!!」
って心の中は叫んでいたのです。
それは、「今」の出来事や人物に反応しているようで、
実は「昔」の私の痛みが掘り起こされていたのだと
気づいたのは、ずっと後のことでした。
伝わらない親の事例
自己中心的な会話にすり替える親
・子供の話を聞いているようで、自分の話にすり替える
・「学校でこんなことがあった」と言っても、「お母さんは昔ね・・・」と自分語りに流れる
感情の共有ではなく、経験の競り合いになってしまう
感情の受け止めができない親
・悲しみや怒りを「そんなの我慢しなさい」と封じてしまう
・子どもの感情表現を「大げさ」「恥ずかしい」と感じる親もいる
結果、子供は「自分は間違っている」「感じてはいけない」と学んでしまう。
攻撃的・逆ギレする親
・何気ない言葉への過剰反応
・「どうして今日遅かったの?」に対して「俺を責めるのか?」と返される。
話すことが地雷になる体験の蓄積で、安心して離せなくなる。
心理的に未成熟/問題を抱える親
・不安定・過干渉・依存傾向/うつ・依存症・共依存など
・子供に「親の感情のお世話」をさせる関係
親が「親であること」を担えていない。子供が親の親役(世話人)になる。
わかってもらえなかったのは、伝わらなかったのは、
私の伝え方が悪かったわけでも、私の価値が低かったからでもありません。
親に「受け取る力」「聴く力」が足りなかっただけなのです。
本当は、私は話したかった。伝えたかった。
疲れきるまで、声が枯れるほどに喋りたかった。
受け止めて欲しかった。共感して欲しかった。
そんな小さな自分の心のこりを、自分だけはわかってあげたいと思います。
長くなりましたので次回につづきます。
次回は「わかってほしい」問題をどう解決したのかについて書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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