こんにちは
ノザワユリコです。
二月も後半ですね。
時が経つのが早い!
あっという間に一日が終わってしまいます。
あれよあれよという間に夕方であります。
見たいドラマ、読みたい本、行きたい所、やりたい事、やるべき事、家事、用事...
あれもこれもやりたい、時間が足りない
完璧主義は手放したけれども
時間の使い方がまだ下手なんです。
そして身体が老化するのひしひしと感じていますよ。
よいしょ!どっこいしょ!って声が出ますしね。
老体に鞭打ってこれからも頑張ります!って何か言えないな。
まだまだ若いもんには負けてられない!とかもね、いやあ、負けてるし。
たとえ身体は老化しても、自分らしく、自分のペースで
楽しみながら心を成長させていきたいです。
________________________________
今日は、最近読んだ加藤諦三先生の著書
「絶望から抜け出す心理学」心をひらくマインドフルネスな生き方
この本にわたくし感銘を受けました。
自分の読書録として残すとともに、あなたにシェアしたいと思います。
まず、まえがきから
人生には、「どうしようもない」ことがある。
いわゆる「地獄」のような環境に生まれる人もいれば、「天国」に生まれる人もいるのだが、それは運命だというしかない。
しかし、「地獄」に生まれた人の中にも、「もう人生終わりだ」と絶望しているだけの人と、持って生まれた不幸な待遇を乗り越えようとする人がいる。
そのような二人の違いを生み出すものは何か。
この本では、その違いのありかを、「マインドフルネス」という「心の技術」に求め、幸せになる為の視点の大切さについて書いてみた。
「まえがき」だけで心を打たれました。
親に恵まれなかった。地獄のような環境で煮え湯を飲まされて成長した。
だからずっと絶望です。不幸なんです。って終わる人と
それでも私は幸せです。って言える人がいる。
その違いって何?ってことです。
それはマインドフルネスっていう心の技術があるかないかだと
加藤先生はおっしゃっているのです。
マインドフルネスって何?
一言でいうと、
多面的な視点で物事を見ること
この多面的な視点が、心の癒しの基になる。
心の癒しこそが肉体の癒しに通じ、
心身の健康につながる。
一方、マインドレスネスとは?
その逆で
視点が一つしかないこと。
中途半端なエリートビジネスマンの例
視点=自分の人生は社会的成功を目指すもの
・深刻な劣等感がある
・不眠症、胃の不調を抱えている
著書、38ページより
ある中途半端なエリートビジネスマンが、深刻な劣等感に悩んでいた。
常に超エリートと自分を比較して生きて来たからである。
彼は権威主義的な父親に、非現実的に高い期待をかけられていた。
そして何とかエリートコースから完全には落ちこぼれないで、生きて来た。
模範的生徒、模範的ビジネスパーソンで生きてきた。
しかし、疑似自己で、いつも胃の調子が悪くて不眠症に悩まされていた。
彼はそれまでは自分の人生を、社会的成功への道という視点で捉えていた。
その視点から超エリートと比べると、学歴も社会も見劣りした。
(途中略)
彼の履歴は全部中途半端であった。
そして常に親から超エリートと比較され、必死で頑張っていた。
その結果、深刻な劣等感からいつも「心身の不調」に悩まされていた。
![]()
マインドフルネスになると、今まで見えなかったものが見えてくる
視点=「親からの自立」
自分の運命を成就する為の人生
・劣等感からの解放
・生産的なエネルギーが湧き出る
・心身の不調の改善
著書39ページより
「親からの自立」という視点から見ると「自分はよくやった」という気がしたのである。
そしてまさに親との戦いがこれまでの自分の人生であったと納得した。
自分の人生の本質は親との苦闘であって、表に表れているのはその現象であることに気がついた。
(途中略)
自分の人生を成功への道と捉えていたのは、親の期待を内面化したからであったと気がついた。
視点が変わると世界が変わる、生き方が変わる
気づき=社会的成功への道と捉えていたけど、自己喪失の歴史でしかなかった。
人と比較しない自分固有の人生へシフトチェンジ
マインドフルネスな生き方が、
親に恵まれなかった人への心の癒しの基になり
心の癒しは肉体の癒しにもつながり
心身が健康になる
つまり心身が健康でない時
心が不調な時は
視点が一つなのではないか?
マインドレスネスなのではないか?と振り返ってみることです。
だからみなさんマインドフルネスになりましょう!
視点を増やしましょう!
って言うは易く行うは難しです。
そんなに簡単なことではないんです。
これは一生をかけての修行なのだと思います。
でもその修行こそが本当の成功への道
幸せになる、自分自身になるということなんだと思います。
社会的成功とは、人との競争に勝ち、人から称賛を得て
高い地位についたり、お金をたくさん得ることですが、
それで本当の幸せは手に入らないのです。
それよりもマインドフルネスに生きること
視点を多く持って生きること
それこそが、
私は親に恵まれなかったけれど、これで良かったんだって思える
死ぬ間際に、いい人生だったなって思える
のではないでしょうか?
そして、その結果だけを目指して頑張るのではなく
その過程を、頑張ってる今を、大事にしていこうねって
加藤先生は仰っているのです。
「絶望」に負けてはいけない!というエールなのだと思います。
たとえ「どうしようもない」ような環境で生まれたとしても。
今、「どうしようもない」絶望の最中にいるとしても。
自分を諦めさえしなければ絶望から抜け出せます。
私も「どうしようもない」感じを長く抱え、心身が不調でした。
それでも心を成長させたいと思っています。
この先ずっと修行は続くのだと思います。
この本で読んだことをここに言語化することで
しっかり腑に落としていこうと思います。
つづきは次回に書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
リトリーブサイコセラピーとは?
心理セラピーとは?
![]()
只今モニター様を募集しております。
![]()

