私は「搾取子」で「愛玩子」でもあった
こんにちは
ノザワユリコです。
今日も昨日に引き続き、気温が急降下、寒いですね~![]()
風邪をひかないように気をつけないと。
こんな日は養生を心掛けます。暖かい食べ物、暖かい服装、暖かいお風呂、栄養つけてよく寝るようにしないと。
急に寒くなると、着る洋服がない!というか着たい洋服がないんですね。
新調しようと思っていたアウターやらトレーナーやらをまだ買ってなくて、しょうがなく古いモノを出して着ているところです。
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今日は、私は「搾取子」で「愛玩子」というテーマで書きます。
先日の和姐さんのYouTube動画、兄弟差別という心理「搾取子と愛玩子とは何か」を見て、
自分に当てはめて考えてみたのです。その気づきを書きたいと思います。
YouTube動画はこちらです。
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「搾取子」のはず。でも「愛玩子」の要素もある、なぜ?
私は、自分のことを「搾取子」だと思って疑いませんでした。
長女だし、親に支配され、押さえつけられて、利用されて来たのですから。
でもこの動画を見たら、「愛玩子」の要素もあって、多々思い当たるし、気持ちもわかるんですよね。
ん?「搾取子」なのに「愛玩子」が思い当たるって何で?おかしくない??って2回動画を見たんです。
そして、リトリーブサイコセラピーのセラピストさんのブログも読みました。
私は「搾取子」でしたよ。で、弟は「愛玩子」でしたって。
「搾取子」の場合はこうですよ、逆に「愛玩子」だとこうですよっていろいろと解説、考察されています。ぜひ読んでみて下さいね。
それを読んでますます「うーん、私、どっちもあるな」「どうして相反する要素のものを両方持ってるわけ?」って首をかしげました。
そして結論として、父にとっては「搾取子」、母にとっては「愛玩子」だったんだ
って納得したんですね。
「どっちかというとどっちかに分かれるでしょ?」「両方の要素持ってる人もいます、なんて誰も言ってないよ!」という声が聞こえました。妄想です
(誰の声なの?)
「特殊」なのかもしれませんけど、私はどっちも同じくらいあるんです。
自分のことがごちゃごちゃしてわからないのも、自分のことなのに、なんとも説明のつかない、言葉に表せないモヤモヤを抱えているのですが、それもわかるような気がしてくるんです。
私は「搾取子」で「愛玩子」
そうか、そうなのだ!
視界が開けた感じがします。
カズ先生、動画をよく作って下さいました。ありがとうございます![]()
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「搾取子」とは簡単にいうと、
長男長女に多い
幼少期から親の心理的な面倒をみて、親を喜ばせる、助ける、役に立つ役割。
親の劣等感や無価値感を埋める役割。
頑張って出来るいい子を演じる。
親の期待に応えて頑張るが、その頑張りが報われることがない為、自己否定が強くなる。
親のストレスのはけ口、ゴミ箱役として都合よく利用される。
他兄弟の「愛玩子」に対して「ずるい!」「何で私ばっかり」という気持ちがある。
誰かの役に立っていたら居場所があるという感覚。
大人になっても、いい人、できる人を演じて、人の期待に応えるように生きるようになる。その結果、うつ、燃え尽き症候群、適応障害になったり、対人恐怖を抱えやすい。
「愛玩子」とは簡単にいうと、
親の都合のいい子
親の不安を癒すペット役
親の「こうあるべき」という型にはめられる。
自分の意志より親の都合を優先させなければならない。
その為には、自分の意志を放棄しなければならない。
空っぽ、自分がない、自分がわからないという感覚を持つ
過保護、過干渉で、何でもしてくれる、誰かがやってくれるので、
自分の生きる力がなくなっていく。
結果自分の無力化につながる。
将来ひきこもりになりやすい。
依存体質になる。
父にとって「搾取子」
母にとって「愛玩子」
両方の要素を同じくらい持っている私。
父に支配され、押さえつけられてきて、役割逆転で心理的なお世話をしてきました。まさに「搾取子」です。
まさかの「愛玩子」、母に感じてた怒りと罪悪感の正体
一方母には、可愛がられた感覚があり、何でもお世話され、してもらった。だから楽だった。優遇され甘やかされもした。それなのに煮えたつような怒りを感じるので、罪悪感を持ったこともありました。
でも「愛玩子」として自分を振り返ってみると、理解できます。
母の理想に叶うような子になるようにコントロールされ、それから外れると、とたんに嫌な顔をされ、冷たい目で見ら
れ、心底がっかりされる。母を癒す為に人形のように扱われ、手厚いお世話をされる。
私は自分がやるより、待っていたら母にやってもらえたんですね。
思い返せば、母を前にすると身動きができない感覚になりました。思考も感情も止まってくる。
なぜなら頭脳明晰で器用な母には何をやっても敵わないし、母のようには上手く出来ない。
母の言う通りにしておけば、上手くやり過ごせる。と思うようになりました。
そのようにして
「愛玩子」の特長でもあるように、母の言うことを鵜呑みするようになり、自分で考えることを放棄して、無力感を抱え、どんどん自分という輪郭がぼやけていく感覚、やがて自分がわからない感覚になっていったんです。(今も多少あります)
大人になってからも頑張らなくても誰かがやってくれる。だから最初から楽なポジションに収まろうとする自分がいます。
相反して、「搾取子」でもあるので、時にドライバーで理想の自分になろうとがむしゃらに頑張る自分もいました。それで燃え尽きたこともあります。うつにもなりました。
2つの要素を持ってるからか、2種類の自分がいる感じ。場所と状況によってどちらかの自分が出る感じ。相反する自分、混在する自分
自分で自分の行動がわけがわからないことが、理解できる気がするのは気のせいなのか?
兄妹問題に関して言えば、
母のことで、妹は私のことをずるい!と恨んでいるだろうと感じています。母は私を優遇していましたから。
相反して私は、妹弟に対して、ずるい!という気持ちがあるんです。父から一番執着され、虐められ搾取されたのは私でしたから。その陰に隠れて、妹弟は被害を免れていたように見えたからです。
そのことを妹と歳の離れた弟は、2人で結託して嘲笑っていたように感じています。
妹は父母どちらにとっても「搾取子」でノーマーク、弟は父母にとって「愛玩子」だったのだと思います。
お互いがお互いをずるい!と思っている。
妹弟へのわだかまり、感情の整理もいまだにできていません。表面上の大人の付き合いはしていますが![]()
両親は不仲で争いが絶えませんでした。私は二人のバランサーでもあったのですが、父の冷たい仕打ちに怯えていました。その父から守ってもらうため、この家で生きる為には母が必要でした。私の愛着対象は母でした。
その母にとって私は、「愛玩子」だった。
私は母に甘えて父から受けた傷を癒したかったのです。
慰めて欲しかったのです。
私も母を利用していたんです。
母には、自分から支配されに行ったという感覚がしっくりきます。
父の暴言、罵倒から守ってもらう為に支配を受け入れたんです。
「自分から支配されにいった」
「甘えさせてもらった」
「可愛がってもらった」
「お世話してもらって楽だった」
「慰めてもらうために利用した」
そんな「後ろめたさ」が、母を責める気持ちにストップをかけていた、罪悪感を感じたんだなと思います。
結局どちらからも利用された
結局、父からも搾取され利用され、母の所へ逃げても母からも利用される、コントロールされる。
「搾取子」と「愛玩子」2つの要素があるのだから、苦しみは複雑化します。
行動も複雑化します。
セッションで、両親の椅子を目の前に置いた時、両親を正面から見た時、
二人から違う種類の負のエネルギーを感じます。
その2つのエネルギーを感じていると、
どんどん首が閉まってくる感じがする。
喉が詰まってくる感覚がある。
これはここから来出たんだなと腑に落ちました。
大人になってからの私は、
人に受け入れてもらえたら、ここに居てもいい
人の期待に応えることが自分の価値
自分の気持ちよりも周囲が優先
受け身の人生
になったんだなぁ。
ああ、生きづらいわけだなあ![]()
これまで自分のことを、「わけがわからん」感覚がありました。
自分の過去を掘り下げた時、心理を学んでも「今ひとつわからない感覚」ってここから来てたんだと思うと、
ぱあっと視界が開けたような気がします。
これまで、長い間、自分をわからなくさせていたので、ずっと母への感情の整理ができなくて、
なかなか言語化できなかったのです。
母との間に何が起きていたのか?が、自分の中で理解できていなかったからですが、母にとって私は「愛玩子」だった。
この一文が自分の過去を明確にすることが出来ました。
前のブログでも気づきがあったので母への感情のモヤモヤを言語化してみましたが、
今回のカズ先生の動画でまた一段、自己理解が深まりました![]()
あなたは「搾取子」ですか?
それとも「愛玩子」ですか?
それとも、私のように「搾取子」で「愛玩子」でしょうか?
もし、同じような方が居たのならお話してみたいなと思います。
いつかお会いできますように。
最後まで読んでいただいてありがとうごさいました。
リトリーブサイコセラピーとは?
こちらから
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心理セラピーとは?
こちらの動画から
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