ホミン読み切り「Tranquilizer」 | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」

 

 

 

 

 

Tranquilizer

 

 

 

 

 

今までどのくらいあなたと

 

唇を合わせ

 

身体を重ねてきただろう

 

 

 

あなたを手に入れた今でさえ

 

あなたが欲しくてたまらない

 

 

 

そんなこと

 

僕ばかりが思ってたとしたら

 

 

 

 

「、、、チャンミン、調子悪い?」

 

「え、、、」

 

「なんかうわの空だろ。、、、シたくないなら無理しなくても、」

 

「えっ、、、違う、違うよ、ユノ。そうじゃないんだ。、、、ただ、」

 

「、、、ただ?」

 

「ううん、、、良いんだ、、、キスして」

 

 

 

 

 幾度となく

 

アタマを巡る問いかけは

 

あなたに抱かれると

 

いつ間にか消えている

 

 

 

「チャンミン、、、平気?」

 

「ん?なに?」

 

「さっき、、、俺、もう止まらなくてそのまま抱いちゃって、、、本当は何かあったんじゃないのか?」

 

「ううん、、、何でもない」

 

 

 

だけど

 

見え透いた嘘なんて

 

ヒョンにはすぐに

 

バレるとわかってるから

 

 

 

「あのねヒョン、、、あの、僕、ヒョンの事が欲しくてたまらないんだ」

 

「あは(笑)、そりゃ今はなかなか逢えないし、、、ん?待てよ。もしかして、まだ足りないのか?」

 

「そうじゃなくて。意味が違くて、、、その、一緒に居る時だってそうなんだ。楽屋でも移動中でも、、、酷いときはステージでだって、、、もっと言えば今だって」

 

「なるほどね、で?、、、そんな事気にしてたのか?」

 

「だって、どう考えても変でしょぅ?どうして僕はこんなにも欲しがりなんだろう。僕ばっかり求めてる気がして恥ずかしくて、、、」

 

 

 

 

 

思わず両手で顔を覆い

 

ため息をついた

 

 

 

「ン~~なもん、答えはカンタンだ」

 

 

 

 

半身を起こして

 

僕に向かってそう言うヒョンは

 

思わせぶりに微笑んだ

 

 

 

「、、、簡単って?僕はずっと、本気で悩んで、」

 

「トランキライザー」

 

「悩んで悩んで、、、、ん?トランキライザー?」

 

「そ。俺はお前の精神安定剤。その逆もまた然り。だから、それで当たり前なんだよ」

 

「精神安定剤、、、トランキライザー、、、、そっか、、、」

 

 

 

、、、目からウロコ

 

 

めっちゃ納得

 

言葉も出ない

 

 

 

 

「にしても、あ~良かった。俺ばっかりお前を攻めちゃってるから、実は同じことで悩んでた。もしかして嫌なのかと思ったりしてたよ(笑)、あ~良かったよかった(笑)」

 

 

 

まったくこのヒョンは

 

意外性抜群なのは承知の通りだけど

 

意表を突くのもハンパない

 

 

 

まさかヒョンの方こそ

 

そんな風に思ってたなんてね

 

 

 

けど、そのおかげで僕は

 

何度も救われてるんだよ

 

 

 

「ヒョン、ありがとね。、、、ヒョン、、、ヒョン?」

 

 

 

 

 

愛しい 愛しい人

 

次の休暇も

 

きっと

 

 

 

 

約束、、、ね

 

 

 

 

 

 

 

 

☆.。.†:*・゜☆.。†.:*・゜

 

 

 

 

日曜日がおわりますねぇ~

 

 

ヽ(●´Д`●)ノ 

 

 

 

 

 

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