ホミン小説Snowy prince・153「Snowy」+つぶやき | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」

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Snowy prince・153「Snowy」






僕たちがこちらに来てからもぅ8年めに入っていた。
メディアを利用するために開始した芸能活動は予想以上の成果を上げて、
今や僕たちは事実上、世界中にファンがいる程までの人気を得ている。

正直、「東方神起」としての活動は、とても充実していてやり甲斐がある。
かといって、本来の目的を忘れていた訳ではない。


時折、先に王国へ戻ったミノの父親、つまり公爵や
そのほかの城の従事者から
国民の何割が帰国しているかの報せが届くのだが、
僕たちが欧米などに活動の場を広げてからは飛躍的に増え、
今のところ約8割もの人々が確認できているという。

その中で、人間を連れて帰りたいという者はおよそ3割。
王国で新たな家庭を築きたいと申し出ているそうだ。
どんな人達が来るのだろうかと、やはり警戒するのは否めないが、
ここで驚くべき真実が公爵から伝えられた。


「え、、、?純血の人間じゃないって、、、、」

「今朝、公爵からメッセージが届いたんだけど、どうやらみんなスピリチュアルな能力を持ってるらしいぞ」

「ふぅん、、、でも分かる気がする。火の国に居る人間たちだって不思議な人ばかりだもの。なんていうか、、、シックスセンス的な」

「多分、先代か先々代かが務めでこっちに来た時に、、、その、、、つまり、、、あれだよ」

「じれったいな。ハッキリ言いなよ。ジーサンかそのまたジーさんか、、、あるいは父親って事も有るし、おバーチャンが、ってパターンも有りき。要は過去にSnowyが、人間とヤッちゃったって事でしょ」


「いゃ、、、ぅん、まぁその、、、その時に関係を持った人間の子孫かも知れないな、、、って」


「そう言えば、身体を重ねなくても、お互いに深く愛し合っていればたった一度の口付けだけでも、僅か乍ら影響を及ぼすと聞いたことがある、、、そっか、、、そうなのかも、、、、」

「本人はその事実を知らなくても、潜在的な意識の中で惹かれ合う可能性は大いにあるね」


僕たち若い世代は、まだまだ知らない事ばかりだけれど、
こんな風に話し合って一つずつ解き解くのは
とても重要な事であり、今後の発展にも絡んでくる。
公にする必要はないけれど、把握しておくというのは大切な事だ。


「Snowy、もしくは火の国や他の王国の血筋かも知れないが、とにかく俺たちに近い種類のヒトというなら、お前も少しは安心だな?」

「あぁ、、、うん、、、そうだね。、、、正直、人間を王国に入れる事に対して、警戒心をゼロには出来ないけど、本来は僕たちと何ら変わりはないんだよね。王国にだって良い人も悪い人も居たんだし、、、」

「、、、そうだな。まぁ、これからは俺がついてるし、どんな事からもお前を護っていくから安心してろ」


「ユノったら、、、(クス)」

「はいはーーーい!うるさい!!、、、ったくアンタたちは。、、、知ってる?君たちのファンや周りのスタッフみーーーんな!ふたりが、た・だ・な・ら・ぬ・関係だってこと、気付いてるからね」

「だろうな」

「ですよねぇ、、、」

「なっ!!、、、はぁ、、、ホント君たちって罪な男よね。戦わずしてフラれた女が何人いる事か。ま、良いわ。とにかく、今はワールドツアーの真っ最中なんだから、気合入れてよ」


僕たちは活動の拠点は事務所のあるコリアに置きながら
ワールドツアーも遂行していた。



Snowyが居るであろう地域やそれ以外にも、僕たちの姿、歌声、情報など
SNSやメディアを通して行き届いているはずだ。
自画自賛になってしまうけれど、今の僕たちはそれほどの知名度がある。


もしも、ツアーを終えた時点で残りのSnowy全てが
名乗り出なかったとしたならば、それはきっと、
王国の事を忘れてしまったか、戻りたくないか、
どちらにしろ王国への思いはもぅ無いという事。

だとしても、僕はそれで構わないと思うし、
むしろそうして欲しいとさえ考えている。
何よりも自分自身の幸せと、自分らしい生き方を優先して欲しいからだ。



━─━─━─━─━─


「ヒニム。ちょっと話し良い?例の件だけど、、、」

「ん?チャンミンは?」


「よく寝てる」

「そう。、、、陛下には話しは通した。僕の意見は強く推してね(笑)」

「あまりにも虫のいい話だし、申し訳ないよ」

「、、、君、火の国の王子としての立場で考えなさいな。困ってるんだよ?Snowy王国が。見放すわけないじゃん。絶対に助けるでしょう?」

「だからって、」

「君は両方の国の王子でもあるんだからとても複雑な心境なのは分かる。火の国への影響も考えているでしょうけど、おんぶに抱っこで甘えるタイプでもないしね」

「何もかもを陛下に、、、、爺さんに背負わせて良いとは思えない。両国を統一したら、それだけ人の交流も増えるんだから、今後に多大なる影響を及ぼしてしまう」

「わかってらっしゃるよ。陛下は何もかも。、、、判断は陛下に委ねましょう。どうせ僕たちは返事を待つしかないんだから」

「、、、もしもの場合は、俺が"対価"を払うつもり。その覚悟は出来てるし変わらないって事、ヒニムには伝えとく」

「、、、オッケイ。わかった。頑固ね(笑)さ、寝よう。明日も早いよ」

「うん、、、おやすみ」






つづく



※今回のgif画は全てちゃるさんからお借りしています。
こちらからの持ち出しはご遠慮ください。ちゃるさんありがとうございます♪




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 



うへぇ~~~~


今夜はハングル講座の補講ですん~~~

くっそー

検定なんてばっきゃろーーー




というわけで、夕ご飯作ろう。

オクラの豚バラまきまきと、
ひじきご飯とお味噌汁で良いね。


良い、良い。←手抜きする事しか考えてない



今日もお立ち寄り下さり、Snowyを見守ってくれて、
ありが㌧です♪

明日は長女の検査に行ってきますにょーー




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