Snowy151はこちら→☆
Snowy prince・152「Snowy」
ヒニムの言う通りだった。
外界の人々を受け入れるという事は、やはりそれなりのリスクもあって、
僕はどうしてもまず警戒する気持ちが先立つし、
彼らが全て別世帯を持つというのならば、絶対的に住居は不足している。
「まだまだ問題は山積みだね」
「土地は開拓すれば良いさ。そして少しずつこっちの世界の事も取り入れるんだ」
「どういう風に?」
「王国は自然がたくさんあって美しいけれど、その代りに、あまり人間界の文明は利用していないだろ?全てを変えろとは言わないけど、便利なものは取り入れるべきだ」
「そうだね。住居なんてアパートやマンションを建てれば狭い土地でも有効に使えるし、人が増えるならば公共施設も必要だ、、、し、、、」
ヒニムは話しの途中で何かを思いついたような顔をして、
ぶつぶつと独り言を言いながら上を向いたり、下を向いたりしている。
ユノは焦れったいのか、短く息を吐いてヒニムを促した。
「、、、なんだよ。言えよ」
「んー、、、ウチの国には全て揃ってんのよ。当然ながらね」
「ははーん。何考えてるか分かった、、、けど、俺たちの一存じゃ決められないぞ」
「!。まさか、、、火の国と統一させるって事!?そんな、それは絶対に無理だから」
「どうしてさ?そしたらすごく便利だし、好都合じゃん」
「それは絶対に無理。両国の気温の差を実感したでしょう?ヒニムが王国に来た時、寒い寒いってずっと言ってたじゃない。それが全てだよ」
王国にも四季はあるものの、全体的に気温が低い。
火の国の気温と混ざってしまえば、たちまち環境の変化が起こってしまう。
生態系にも乱れを生じるだろう。
身近なところで言えば、ミノのお母さんが咲かせた「雪の華」は、
きっと二度と咲かなくなってしまう。
「ユノの言う通り、森を開拓して土地を広げて、」
「甘いって言ってんの(笑)。ビル建築のスキル持ってる人居るの?学ぶのには膨大な時間が掛かるよ?こっちで5年修行するとしてごらんよ。王国ではその十倍もの時が過ぎてるんだよ?(笑)気が遠くなる」
「じゃぁヒニムは、雪や氷が解けたって構わないって言うの?下手をすれば王国ごと無くなってしまう!」
「はん(笑)、なにそれ。そんな事言ってないでしょ!」
「二人とも落ち着けよ!、、、どっちにしろ俺たちだけじゃ決められないって言ったろ」
「施設だけの問題じゃない!、、、僕が心配してるのは、」
「分かってる。、、、、対価、でしょう?時空の歪みをクリアにするには、それに見合った対価が必要。、、、それは僕が背負うから平気だよ」
これまでにSnowyを思い出し、僕たちを訪ねて来てくれた人々は
順に王国へと戻り始め、それを聞いた公爵は国民の把握をする為に
役所の仕事に戻ると言って、ミノよりも先に夫人と共に帰国の途に就いた。
そして帰郷した彼らの情報から、王国を発ったSnowy達は
南の国へ行った者は居ないらしいという事が分かり、
僕たちの活動範囲を狭めることが出来た。
なぜ南の国を避けたのかは、まさに僕たちが抱えている理由そのものだろう。
気温だ。
「対価」に関しては、僕の決心はとうに出来ているのに、ユノとヒニムは中々納得してくれず、
この話になるといつも意見が食い違って不穏な空気になってしまう。
僕を大切に想ってくれているからこそなのだから、
とても有難く、愛すべき二人の王子。
大きな課題を持ったまま、
僕たちはヨーロッパ等に活動の場を広げ、日々忙しく過ごしていた。
つづく
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
こんにちは(*^-^*)
雨ですわ~~、、、
鬱陶しい
←機嫌悪いwwwwさて、何だかんだで休んだり宿題しなかったり、
物覚えが悪くて、めっちゃスローペースにも関わらず
心の広い先生のお陰でなんとか続けているハングル教室。
最近は教室のお供に「スタバ・ホミンちゃんVer」を持って行ってるので、
ちょっとヤル気出てるリリィなのです、、、
が!
なんと先生がこないだ韓国に帰ってたとかで、
な、な、な、なんと!
お土産がTVXQポップコーン

선생님 감사합니다~

で、
ちょっと気を良くした私に向かって先生が、
「リリ、元気でたデショ
次の検定受けナサイね」「・・・え?(先生、しれっと何を言うんだよ
)」娘の病院通いと検定、、、、
友達と韓国行く計画なんだけど、、、
それらが終わらないと行けそうにないな、、、(ノД`)・゜・。
去年の検定合格したし、
わたし的に満足なんだケドナー←既にヤル気無しかwww
という、ドタバタの春の訪れですわ

ブ━∵;(;:゜:鑾;゜;,);:∵━ッ!!
おひとつ



にほんブログ村
こちらもぜひ





