Snowy prince・145「予感」
とにかくここが人間界だという事は分かったし、
あの時ヒニムが「韓国のソウルへ」と叫んだのだから
多分ここはその場所だろうとは思うけど、確信がない。
そんなわけで、ヒニムはその「スマートフォン」を指先で操り
ふんふん、と頷いた。
「おっけぃ。わかった。ここはやっぱりソウルだよ」
「ソウル、、、の山ん中?」
「そうね。まさか街中に突然現れる訳にはいかないんだし、最適な場所だと思う」
「ここから街まではどのくらい?」
「心配要らないよ。ほんの少し山を下れば良い。下まで降りてタクシーを拾いマショ」
ヒニムはとても手慣れた様子で先頭を切って山道を下り、
王国では有り得ない交通量の道路に出たかと思うと
難なく「タクシー」とやらを捕まえて僕たちを後部座席に乗り込ませ、
自分は助手席に乗って行き先を告げた。
「청담동에 가세요(チョンダムドンへ行ってください)」
「、、、ね、ユノ。ヒニムは何ていったの?」
「チョンダムドンという場所へ行ってくれって。、、、俺は以前韓国に滞在してた事があるから言葉が分かるけど、チャンミンは"疑似の実"を食べておいた方が良さそうだな」
「そうだね。ホビット達が持たせておいてくれて良かった。一粒下さい、ユノ先生」
「、、、口移し?」
「え、、、どうしよっかな、、、(クスクス)」
「、、、ちょっと。あんた達もっかいゲンコツくらいたいの?どうしよっかな~、、じゃないでしょ!ったく!」
「冗談だってば(笑)」
そんなこんなで、見慣れない景色を眺めながら1時間ほど車は走り、
目的地に着いた頃には、既に太陽が傾きかけていた。
王国の感覚で言うと、物凄い速さで陽が暮れていく気がするけど、
これが人間界での時の流れなんだと改めて思う。
「急がないとすぐに夜になってしまいそうで怖いな」
「大丈夫。すぐに慣れるよ。さて、、、こっちに僕の家がある。あ、一戸建てじゃなくてマンションなんだけどね。しばらくそこが生活拠点になるから」
「売却せずに国に戻ってたのか?」
「だって勿体ないし、こう見えて僕はこっちで結構売れてる芸能人なんだから、まだ活動する気満々だもの」
「そうか、、、」
「そういえば、ユノが前に住んでた家はどうしてるの?」
「あ、、、俺もせっかく購入したからそのままだ。、、、いつか二人を連れていくよ」
「ユノの家はどこにあるの?」
「俺が最後に居たのは"日本"だから、そこにあるよ」
「そう。活動の一環として日本にも行くつもりだから、とっても都合が良い。さ、とにかく僕の家へ行、、、あ~~、その前にデパートに寄って、食材とか下着とか洋服とか、色々買って帰りマショ」
道を行き交うたくさんの人と膨大な車の量、
そして店の多さに目が回りそうになりながらも楽しくて、
僕は首を痛めそうな程にキョロキョロして足を止め、時折ユノやヒニムに
ぐいっと腕を引っ張られつつ、どうにか買い物を済ませた。
そして到着したヒニムのマンションは、とても広くて
漢江という名前の川も見えてとても眺めが良かった。
部屋のインテリアはいかにもヒニムらしく、
とても個性的で、楽しく過ごせそうな感じ。
「さ、夕飯までまだ時間あるし、明日からの事、話しておこうかな」
そう言って部屋に現れたヒニムときたら、、、
インテリアの数百倍も面白い。
「ぶっ(笑)、ヒニム、なんですその恰好ww」
「可愛いデショ?すっごく着やすくてリラックス出来るの」
これをこんなにファッショナブルに着こなせるのは、
ヒニムならではだな、と妙に感心した。
「で!、、、明日は早速、僕が所属してる芸能事務所に行くからね。もちろん君たちの事を知らない人ばかりだけど、その疑似の実ってやつを使えば話は早い。、、、使っても良いなら、だけどね」
「数に限りがあるから出来る限り使いたくはないけど、、、」
「んー、、、もし足りなくなったらホビットに向けてSOSを出すよ。それにこれは、必要な時にこそ用いるものだから使用するのは構わない」
「そう、、、、それならそうしよう。それから、君たちがデビューするにあたってのグループ名だけど、ちょうど僕たちがソウルへ辿り着いた時、東の方向に向いて立ってたんだよ。東に向けて王がやってきた、、、だから、」
「東の方向、、、、東方、、、、」
「天候を操り、全てを司るのは神、、、、東方神、、、、」
「東方」
「神起」
「決まり。君たちは"東方神起"」
つづく
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
こんにちは(*^-^*)
先日はたくさんのお祝いの言葉を有難うございました

Fbの方やラインなどでもメッセージを頂いて、
本当に嬉しかったです♡ありがとぅございました♪
それにしても、わたしホッとしたんですかね
実は昨夜、0時までも起きていられなくて、気絶するように
いつの間にか眠ってしまってて、
夜中に体の熱さで目が覚めて熱測ったら
まさかの38度!!
まったく風邪症状ないのになんで???って感じ。
冷えピタ貼るのも怠くて、結局また寝たんですが、
朝起きてみたら37度に下がってて、ケロッと元気そのものwww
気が抜けたんだろうな~
意外と繊細なのね、アタシって←
ブ━∵;(;:゜:鑾;゜;,);:∵━ッ!!
とにかくこれで一安心。
あの子が立派なナースになれるように、
今後とも見守ってやりたいと思います(*^-^*)
みんな本当にありがとぅ~~♪
さて、昨日の祝日にお友達と

ホミンちゃん真ん中センイルパーティー


をしてきました♪
お友達がケーキを手配してくれたのですが、
ご覧ください


とっても可愛くて、食べるのが勿体なかった~~

始めましての方もいらしたんですが、
おしゃべりして、歌って飲んで食べてまた喋って、、、
あっという間の数時間

トンは友達を連れて来てくれる。
新しい出逢いに感謝
ですね(*´▽`*)地元のトンペンさんなので、チョコチョコ遊ぼうね、と約束しました♪
ケーキ、、、切る時みんなで
「イタタタッ!!痛い!!
きゃーーーーー!!!
ごめんねーーーー
」って、半分パ二くりながらだったんだけど、
すっごく美味しくて、ぺろりと食べてしまいました




ホミンちゃん、すまん、、、
ペロリと食べたよ、
ペロリっと。
ぺろぺろ、、、、
みぃちゃん、ともちん、きょうちゃん、ありが㌧

また近々遊ぼうね(*^-^*)
良かったら1日1度
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